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タスクモウル

子豚ほどの大きさのモグラのような生き物です。
レングラート地方の大陸にいる生き物で、その習性から、開拓村などでは害獣として見做されています。
よく捕らえられ、大もぐらステーキなどとして食されたりもします。

タスクモウルは、鼻や頭が装甲のように固いのが特徴で、爪一つ一つがシャベルのように多くの土が掘り返せるような構造になっており、その掌で驚異的な速さで穴を掘り進みます。具体的には１Ｒに１～２ｍの速度で自分が入れるほどの大きさのトンネルを掘り返せます。
視覚は退化していますが、嗅覚が非常に発達しておりにおいであらゆるものを判別します。そして、雑食で、嗅覚で食べられそうなものを判断し、食べられると判断したものは大抵食べます。また、群れ意識が強く、群れや家族に危険が及ぶと判断した場合、普段は穴掘りに使う両爪と硬質化した鼻で相手を攻撃します。

ただ、このタスクモウルは、脆い地層では自らの唾液を土の周囲に撒き散らすことで土を固めて落盤を防いでくれるので、その穴をトンネルとして他の者も利用できます。そして、家族単位で群れを作り（だいたい３～５匹ほど）、家長に対して従順であるため人に飼われることもあります。
特に鉱山仕事では有用で、ドワーフ種の集落ではよく見られます。ドワーフがつかうタスクモウルは、何年も大事に飼育して、牛ほどの大きさに育ったものを使うようです。この唾液は粘性が強く、短時間で乾燥しドワーフなどは接着剤として利用することもあります。

戦闘データ †

ML：2　敏捷：9(9)　攻撃：9/9　打撃：9/9　回避：8　防御：5　HP：12（12）　MP：7（10）
・唾液（攻撃点9/命中したものは、冒険者筋力9に失敗すると、ホールドと同じ効果を受ける）

関連カテゴリ †

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