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作家

エンファータ世界のこの職業は、PLがイメージする「作家」とは違う点が多々あるので注意が必要です。

この世界は、活版印刷技術は存在していますが「筆写よりはかなりマシ」というレベルであり、販路も限られているため、書物の普及は限定的です。教師の働きにより人々の識字率も悪くないですが、書物の値段は高く、上流階級などに限られます。印税や版権など全く期待できません。そして、情報の普及や物語の創作という面では「吟遊詩人」という強力なライバルが存在します。

そのため、この世界での作家は、上流階級に人気を博する物書き・年代記作家になれる人は極めて数が少なく、「代書人」としての役割が中心になります。電話もない世界ですから、遠隔地との意思疎通は手紙が中心となり、その需要は高いのです。

なお、ルール面では「ストーリーライター技能」を習得しています。

特徴 Edit

仕事内容 Edit

  • 様々な文章を書く

技能の習得と職場 Edit

広範な教養を積み、様々な文章を書く経験を積んだ人が、代書人などとして身を立てることでこの職業に入ります。
作家になる教育などはありませんので、先人が書いた文章や詩歌を学び、習得しなければいけません。名文を書くには、知識と経験が必要なのです。そのため、この職業に必要な経験・知識を積めるのは、学問を生業にしている人や、毎日文章を書くソル=パル神官などが主でしょう。

代書人 Edit

人数が少ない職業であり、需要は高いため、まず食いっぱぐれる事はない仕事です。
人々の識字率は悪くなく、読み書き出来る人が大半ですが、それと「適切な文章を書く」のは全く別の話です。例えば情熱的な恋文や、格言をスパイスにした読み応えのある文章などは高い教養がないと書けませんし、公文書などは特に(フォーマットなどの)知識を求められます。

物語作家/年代記作家 Edit

物語や年代記を書くという、作家らしい仕事をする人もいます。この仕事を出来る人は極めて少ないですが。
物語作家/年代記作家は、通常、貴族や大商人など上流階級をパトロンにしています。彼らのために、娯楽目的の物語や、祖先の箔付けとなるような英雄譚、手に汗握る冒険物語を書いたり、依頼を受けて年代記を書いたりします。ライバルである吟遊詩人と違って、密度が濃く長大な物語を作って残せるという強みがありますから。

ただ、この場合でも、版権などは期待できませんし、印税などもありません。そのために、作品に対する報酬を支払ってくれるパトロン・依頼人が必須なのです。

冒険者との関わり Edit

物語や年代記のネタ/情報を集めるには、やはり、あちこち旅に出る必要があります。そのため、冒険者となってあちこちを旅する作家もいます。冒険者として得た自分の経験も活かせますし、各地の上流階級に属する人などとも面識を得られる機会が、そしてパトロンを獲得する機会も増えますからね。

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