バーサーク判定に失敗するとオークはバーサークし、戦闘が終了する（基本的に全ての敵の殲滅が条件）か自らが倒れるまでその状態が続きます。サニティや他の「種別:精神」の魔法により正気に戻すことが出来ますが、後述するように必ず本人による抵抗（しかも+2のボーナスを得ている）を受けます。
ＰＣが極度の興奮状態にあると判断した場合、プレイヤーは判定を行なわずに「バーサークした」と宣言しても構いませんが、オークはバーサークを恥ずべき行為と考えているため、通常出来る限り衝動を押さえ込もうとします。理性の許す限り精神抵抗は行ってください。

例）オークはある攻撃を受け、5点のダメージを受けました。彼は『7+5=12』を目標値とした精神力抵抗を行わなければならず、失敗するとバーサークしてしまいます。

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

出自表「３」：特殊テーブル †

種族設定 †

オークは元々は〈人〉だったと言われていますが、はっきりしていません。オークたちの伝説によると、彼らの祖先は、神話時代、オ＝クーグという神豚を大事に世話していたといいます。しかし、〈竜〉が現れ、先祖たちはオ＝クーグを守り雄々しく戦いましたが、オ＝クーグと共に山に追い詰められたそうです。 †

山に立てこもる先祖たちは、食料も尽き、全滅しかかりました。その時、オ＝クーグは、その力を振り絞って〈竜の軍勢〉に飛び込み、その命をもって先祖たちの命を救いました。祖先たちは、横たわるオ＝クーグを丁重に埋葬し、彼女の最後の母乳を飲みました。それによって、神の祝福を得、その時から今のような姿になったと言われています。

食事好きなオークとその思考 †

そのような伝説を持つため、オークは、食べることに熱心です。緊急時に、食べなくても長時間力を出せるように、というのが元々の意味でしたが、長い年月を経て、美味しい食事を食べることが中心になりつつあります。また、バーサークは、オ＝クーグを護りきれなかった悔恨が元だといわれています。

オーク集落とその生活 †

とはいえ、本質的には、平和な種族です。彼らは、オ＝クーグが眠る地である山を住処とし（これも、長い年月の間にその由来は忘れられかけていますが）、数十人〜数百人の氏族単位で生活をしています。人間社会との関わりは浅くないですが、基本的に神に仕える神官はいません。これも、神であるオ＝クーグを守れなかった自分たちにはその資格はないという恥が元になっているのでしょう。

オークは非常に家族を大事にするのですが、その『家族』と認める契りの方法は、家長となるオークの胸を、子や家族となる者が皆で揉むという非常に独特なものです。これは、オークたちをその乳で育ててくれたというオ＝クーグのように、自分たち一家を守り育てて欲しいという意味合いがあります。 †

また、このことからも分かる通り、オークは母系社会です。その家族は家長である女性がおり、一族の男は、家長を守る役割を持っています。男女の間には、役割の差はありますが、立場の差はなく、平等です。女性は自分の度量を磨くため、男性は自分の武力を磨くため、人間社会に出て働くことがあります。

レングラートでのオーク †

レングラートのオークは、『オルヴェートの盾』『アーファスの盾』と呼ばれる、人間社会とケルセットの密林を隔てる両山脈に多く住んでいます。山脈の中では、数十人から数百人の村を作って、あちこちに点在しています。人間社会の中で家庭を持っている例はあまりありません。
人間社会との関係は古くから良好です。山を降り、ケルセットの密林に分け入って食糧などを採取もしていますが、やはり人間社会から流入する食糧の方が豊富で、『食』に目がないオークにとって大きな魅力です。とはいえ、オーク側に人間社会から食料を買い続けるほど資金があるわけではありません。その資金を得る手っ取り早い方法として、オークは様々な形で人間社会に流入しています。一番多いのは傭兵で、コックも多くいます。

種族専用魔法・武器 †

• (未確定)

Q&A †

(未記載)

関連 †

• 種族