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テンプル のバックアップ(No.4)


テンプルとは、神に捧げる場所であり、神に仕え、神を信じる者たちが集う場所。つまり、「神殿」のことです。
そのため、テンプルには最低でも1人の神官がいます。農村など、または小きな町のあちこちでは、テンプルに属さない修練者がその神に奉じた集会場を開いていることがありますが、それらはテンプルとは呼びません。
エンファータ九大神テンプルは、エンファータの各地にあり、レングラートにも様々な形で存在しています。

テンプルの役割

エンファータの九大神は、神話で人に自助努力を命じています。そのため、テンプルの役割は人間社会のインフラを肩代わりすることではなく、人々のサポートをすることがメインとなっています。

また、どのテンプルも、(特に)奇跡などを使える神官は、中にとどまるのではなく積極的に外に出て人々を救い、〈竜〉に奪われた大地を取り戻す活動をすべきだとされています。そのため、ルアーブルのような大都市であってもテンプルは慢性的に人員不足であり、人々のサポートという仕事以外は、あまり手がまわらないのが現状です。

テンプルの社会的地位

神々と人間が身近な世界ですから、テンプルの地位は高く、エンファータのテンプルも、「王権(世俗の支配権)」から独立しています。テンプルは王や貴族などが行う社会統治に直接口を出すことはしません。その代わり、テンプル内部は、王権から守られています。あまりないことですが、テンプルが犯罪者をかくまった場合でも、官憲側が神殿に強制的に踏み入ったりするのは避けます。

このように、表面上はお互いの権威・権限を犯さないようにしていますが、政治の裏側では、有力なテンプルが交渉や工作に関わったりすることもあります。また、テンプル貴族・大商人の子弟が送られたりすることもよくあります。

テンプル神官戦士団

ルアーブルのような大都市であっても、テンプルが持つ自衛力(神官戦士団)は弱体で、2桁が精々です。この数では、普段はテンプルとその周辺の治安維持をするのが手一杯でしょう。それもあって、テンプルが王権と直接争うことはめったにせず、世俗的な権力からは一歩ひいています。
なお、深淵勢力の大規模侵攻など、人々の営みが重大な危機にさらされている際は、テンプルが中心となって修練者信者たちを組織し、それなりの兵力の神官戦士団として送り出すこともあります。

テンプル内の階級

  • 「最高司祭−高司祭−司祭−侍祭(助祭)−神官修練者」という階位が存在しています。

テンプルによって細かく名称が変わることもあり、また、それぞれの階位がどの程度の権限を持つのかもテンプルによって変わります。

どのテンプルにも共通しているのは、「修練者」というのは、テンプルに働かず、外で人々の中に溶け込み人々を支える、無位無冠のプリーストを指すということです。「助祭」となると、テンプルの中で地位を持つプリーストとなります(PCでいうなら、社会点とお金を払ってテンプルに所属したPCということです)。また、「神官」の定義はかなり曖昧です。プリースト全体を指す言葉でもあり、テンプルに属しているものの中で一番下位の者でもあります。

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