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SandBox/栞の悪魔 ―蒸気機関の本― のバックアップ(No.3)


  • セッションGM:ふゆたに様 ページ作成者:夏野
    「栞の悪魔―蒸気機関の本―」シリーズの、
    主にNPCの情報をまとめたページです。
    内容に自信が持てない項目には(※)を付けています。
    (このページを作る許可は
    てく。さんとふゆたにさんに頂きました。感謝!)

概要

悪魔レーゼンの依頼で本の中の異世界にワープして、問題を解決してきます。
レーゼンがいる『図書室』に行くのには転移が必要で、
転移の際に特殊な栞を用いますが、栞を使ったPCのMPは1になり、
また、転移している最中に悪夢を見ます。
図書室に到着すると、レーゼンにMPを回復してもらえます。


「蒸気機関の本」の世界観は未来系で、
PC達はアルト人と呼ばれる古代人のように見えているようです。
そのため『機構外装』と呼ばれるパーツを装着して変装をしないと行動できません。
変装中は「自我を持ったアルトコア」を名乗ります。

本の中で置かれている状況は、
湖国と帝国が戦争中で、PC側は湖国に力を貸しています。
湖国は『自我を持ったアルトコア』(後述)に人権を認めていますが、
帝国はアルトコアに人権を認めていません。

ふゆたにGMの簡易戦闘ルール

ふゆたにさんが考案した、1Rで決着がつく戦闘システムです。
このルールを基本とし、
細かい部分はモンスターの特殊能力など状況に合わせて補足説明があります。

【戦闘について】(※)
1Rで決着が付きます。PCが先攻、モンスターが後攻です。
敵の攻撃回数はモンスターの残りHPによって変わります。
モンスターの攻撃が終わったときに、PC側の前衛が1人でも立っていればPC側の勝利となります。

【宣言について】
強打宣言不可、戦術や遅延などは原則無し(後述)、カバーリングは通常通り。

【武器攻撃の命中判定の達成値が回避点より低かった場合】
・打撃レートを-10してダメージを算出する。
・あらゆる武器でクリティカルはしない。クリティカルが12の場合は、打撃レートをさらに-5すること。
・「ファイア・ウェポン」などの魔法によって上昇している打撃レートは無効となる。

シャーマン
スネア…攻撃回避のペナルティを-1とする。行動一回で消える。
ホールド…攻撃回避のペナルティを-1とする。
ヒーリング…遅延(何回目の行動の後か事前に宣言すること)での行動が可能。

プリースト
パワー・シールド…戦闘前の準備で使用することができない。
キュア・ウーンズ…遅延での行動が可能。

グラップラー
気功1…遅延での行動が可能。
気功2…回復量を2点とする。任意のタイミングで使用可能。

主要人物

マシーナ

本の中の世界にPC達を呼び出すことができる少女。
元気はつらつで、少々…いやかなり落ち着きの無いところがある。
技術士として非常に優秀で、天才という言葉では足りないほどの才能を持っているが
国の試験に合格していないため正式な技術士ではない。
筆記試験が苦手で、機構外装は『動けばOK』と思っている。
この才能に気づいているのは、祖父のヴォールと、第三兵団の団長のシィヴァン。

マシーナは自分も技術士として軍に協力したいと考えているようだが、
才能を知る者が少ないこと、祖父とPCに止められているので今は大人しくしている。

老技術士ヴォール

マシーナの祖父。
湖国の正式な技師で、初期は状況の解説役を担っていたが、
戦況の悪化に伴い基地に呼ばれて技師として働く日が増え、
最近はほとんど家に帰れないようである。
マシーナの並外れた才能が戦争に使われることがないよう願っている。

アニ

マシーナの友達。本人も幼いようだが、更に居幼い妹がいる。
父親は兵団の一員であったが森の偵察中に命を落としたが、
それを理解できていないようで、帝国と武力衝突が起こる森に父親を探しに行った。
PC達に助けられた時に怪我をしていたが命に別状はない。

アニを助けに行った際にPC達は始めて帝国の機構外装を退けたが、
この事件が元になり、その後も成り行きで蒸気機構兵団に力を貸すことになった。

蒸気機構兵団

機構団長ガーファス

実質的な依頼人となる人物。
マシーナと『自我を持ったアルトコアの戦士達の旅人(=PC達)』の繋がりを知り、
条件付きでも構わないからと湖国の遊撃隊にPC達を抜擢した。
メガネがチャームポイントで、PCが自分の理解を超えた言葉を使っていると、
自分の中で本来の意味とはズレた解釈をして一人で納得する癖がある。
本人が内心思っているだけなので、
ガーファスがどう解釈しているか知ることが出来るのはPLだけである。

彼はマシーナの才能に気づいておらず、PC達のことは旅人の戦士達と思っている。
そのためマシーナにはPCと軍の橋渡し役を頼んでいる。

機構秘書セクレテール

ガーファスの秘書。
きっちりとした性格で、無駄なことはあまり話さない。
作戦内容の説明などをしてくれる。

第四兵団長アヴリル

暑苦しいノリが印象的。いつも身体を鍛えている(?)
よそ者である『ノーネーム(PC達)』にも好意的である。
戦況が厳しいから気にする余裕も無い、と本人は言っているが
朗らかな振る舞いから察するに、
たとえ戦況が良くても自我を持ったアルトコアやよそ者と仲良くしてくれそうである。

技術長インジネル

基地の技師をまとめる技術士。
帝国の機構外装を分解・研究した結果、本来は大量に存在するはずの無い
希少なアルトコアを帝国が『おぞましい技術』で量産しているというところまで突き止めている。

第二兵団長トウェーデ

傷により片目を閉じている。
元は帝国の軍人だったが、帝国のアルトコアの兵士にその傷を付けられた。
帝国に復讐するために湖国の軍人となったが、ガーファスに恩もあるらしい。
自我を持つアルトコアには否定的な態度だったが、
『ノーネーム』の活躍により、少し考え方が変わったようだ。

第三兵団長シィヴァン

技術士と戦士を兼ねることが出来る才能を持つ。
王都で技術士の試験にも合格している。
『若き天才』と呼ばれているが、
マシーナの才能に気づいているためか、そう呼ばれることに違和感を感じるようだ。
一人称は「あし(わし)」で、マシーナとそう変わらぬ歳だが老人のような話し方をする。
マシーナの友達だが、一歩距離を置いている。

専門用語

機構外装(※)

本の中の世界で、人間が当たり前に付けている便利な道具。
動力は蒸気で、アルトコアを内蔵しており、人々の生活を豊かにしている。
見た目はSF的で、PCが身につける際は容姿については
無茶降りしてもマシーナが大体応えてくれる。

アルトコア(※)

機構外装を自動的に動かすプログラムのようなもの。
個体差があり、希少なものはAIのように学習して自我を持つことがある。
PCたちは自我を持ったアルトコアに変装して、湖国の依頼を請けている。

自我を持ったアルトコア

上述のアルトコアが学習を繰り返した結果、自我が芽生えたアルトコア。
人間のように振る舞い、人間のように生活する。
戦士として成長したなら人間を遙かに上回る力を振るうことが可能。
『自我を持ったアルトコアの戦士』が旅をして悪人を成敗したりする話は人気があるらしい。

ノーネーム

PC達が湖国から依頼を請けるときに使っている部隊名。

アルト人

本の中の世界の古代人。
エンファータの者はマシーナ達から見るとアルト人に見えるらしい。
エルフセージブロッサムなどは、見たことも無いおとぎ話レベルの存在。
魔法などもその世界の科学技術では再現できない技術のようだが、
PC達が何の支障も無く魔法を使えるので、
何らかの理由でそれを行使する術と知識が失われたのかも知れない。

撃破した敵と特殊能力(撃破順)

帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅸ

特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効
※この戦闘のみ通常の簡易戦闘ルールで行われた。

帝国型蒸気機構自動兵《タイラント》試作型弐式

特殊能力=アルトコア"暴君"(半径10m以内のPCはラウンド終わりに冒険敏捷14、失敗するとR10+7の魔法ダメージ)、精神無効、病毒無効

帝国型蒸気機構自動兵特務シリーズ《ポセイドン》ver2.07

特殊能力=アルトコア"海王"(通常行動の前にPC全員へ生命抵抗14、
失敗するとHPを4点減少&ラウンド終わりまで魔法使用不可&攻撃回避-2)、精神無効、病毒無効

帝国型蒸気機構自動獣機兵《レオーネ》

特殊能力=アルトコア"百獣の王"(通常行動前に一度だけ、PC全員に精神抵抗14、
失敗すると回避-2&魔法の出目5以下をファンブルとする状態。)
※つがいで登場し、PC側とNPC側で1体ずつ倒した。

帝国型蒸気機構自動兵《ジャイアント》MK-Ⅺ(潜入型)

特殊能力=アルトコア"多腕"(通常攻撃が4回の腕攻撃になる)、精神無効、病毒無効、忍び足、潜伏
※3体出現した。

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