SandBox/深淵の森 のバックアップ(No.2)
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- 1 (2013-12-09 (月) 21:14:35)
- 2 (2013-12-09 (月) 22:03:38)
- 3 (2014-01-05 (日) 19:33:06)
- 4 (2014-01-05 (日) 21:55:42)
- 5 (2014-01-07 (火) 00:00:27)
星霜種族にとっての大敵である、深淵の者、特にガルクランが住む世界。それが「深淵の森」です。
この森は、ガラクヴァ神 ―― 〈竜〉 ―― が作り出したといわれ、深淵種族以外の者たち(星霜種族や狭間種族など)にとっては、そこに長くとどまると、きわめて不可思議な変化が起きる危険な土地でもあります。
ガルクランたちは、故郷であるこの森を世界中に広げ、エンファータの大陸全土を覆うべく活動しています。彼らはそこで生まれ育ち、その森を「世界を癒す地」と呼んでいます。深淵の森こそ、ガラクヴァが世界に与えた癒しの地、少なくともガルクランたちにとってはそうなのです。
深淵の森:社会制度 †
深淵の森の中には、ガルクラン(ドラグ、レイブン、メタモルス、アタナトイ、ペトラ)5氏族を筆頭とした社会が構築されています。深淵の森の版図はエンファータ大陸の広い範囲に及び、また、ガルクラン5氏族はガラクヴァ神に生み出された対等な存在であることから、その社会制度は複雑なものとなっています。
深淵の森の特徴 †
森とパスツェル †
「深淵の森」は、黒き宝珠<パスツェル>によって作られ、維持されます。
長い歴史の間に、大陸の多くを覆うように広がった深淵の森は、ガルクランがパスツェルを使って生み出したものです。そのため、深淵の森のあちこちには、儀式によって深淵の森を作るよう定められた黒の宝珠(“パスツェル”)があります。これらは、ガルクランによって護られていますが、この黒き宝珠を取り除き破壊すれば、その周囲の深淵の森は力が弱まり自然の森へと変わるといわれています。
深淵の森の拡大 †
人間やその他種族が「深淵の森」の中にいると悪影響があるように、ガルクランが森の外に出ると、遅行毒に侵されたようにじわじわと体が弱まります(森に戻ってしばらくたてば回復します)。
それなのになぜ外に出てくるのか?それは、「深淵の森」が世界すべてを覆うとき、世界は癒され完全なものになるとガルクランたちは信じているからなのです。そのために、ガルクランは森の外に出て、森を広げようとします。外の世界を飲み込み、世界を完全なものとするために。
海を超えられない森 †
「深淵の森」には大きな特徴があります。それは【周囲を海で囲まれた土地 ―― つまり、島には発生しない】というものです。深淵の森の木々が海水に弱いわけではありませんが、深淵の森は、なぜか海には達しません。
その理由として、賢者たちは、「深淵の森は大陸から切り離されたところでは極めて力が弱まるため」と考えています。賢者ほど学がない者たちは、クオ=ルートの加護と考えています。いずれにしても、深淵の森を避けるために、エンファータの人々が海に逃れたのは間違いないでしょう。
なお、この「島」という定義ですが、やはり人為的な手で作り上げた程度(たとえば、海沿いの町や砦などで、堀を掘って海水を注ぎ込むなど)では、深淵の森の力はほとんど弱まりません。せいぜい、避難する時間が多少増える程度です。
始原の森 †
深淵の森の奥深く、大陸の最深部には「始原の森」という巨大な森があると言われています。「始原の森」は、ガラクヴァ<竜>が作り出したといわれ、これを取り除くことは神々にもできないと言われています。そしてその地中深くにはガラクヴァ<竜>と<ガラツェル>が眠っているとも。
…もっとも、そこまで行ったものはいません。その周りには、何千キロもの深淵の森が広がっており、数多のガルクランに護られているのですから。