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ベルガンムルド
『竜の牙』ベルガンムルド
ベルガンムルドは、4人いるドラグ・ウォーロードの一人であり、ドラグ・グランドロード・ガンディリオの副官として知られています。神器騒動の後に昇格した、最も若いウォーロードであり、他のウォーロード、例えばペルセライガなどと比べれば軽量級とみられています。
詳細 †
ベルガンムルドはかつて勇名をはせた『ドラグの師』シルベストリに師事していました。シルベストリが深淵を捨て外の世界に放逐してからは、シルベストリと師を同じくするドラグ・ウォーロード・ファルゾーグに仕え、様々な任務に従事しました。老将軍ファルソーグは、グランドロードに就任したガンディリオの副官であり、ベルガンムルドはその近習として仕えていたそうです。なお、その頃のベルガンムルドは、別の名を名乗っていたと言われています。
深淵を捨てた(と見なされている)シルベストリを師に持つだけあり、ベルガンムンドは深淵の外に対しても開放的で、様々な任務で星霜との接触を行ってきました。一般的な武人ドラグと違い、武人としての資質はしっかり持ちつつも、鷹揚で、人によっては抜けていると思えてしまうくらいおおらかな物腰のため、星霜と無用な衝突をすることなく協働することができたのです。
その彼の実力、資質が発揮されたのが神器騒動です。神器騒動のさなか、ドラグが管理していた神器「ガラクヴァの剣」がラッタウから盗まれたのですが、ベルガンムンドは星霜と協働し、その剣を取り戻すという絶大な功績をあげることに成功しました。ただ、その神器騒動のさなか、ナインズの神器を支配したハーフェン(フェルスターン)の支配者ロード・ザールによる、流星雨を使ったラッタウ攻撃によって、ドラグ・ウォーロード・ファルゾーグが戦死してしまいます。また、ファルゾーグの他の弟子・将たちも流星雨を食い止めるために多数戦死したため、ベルガンムンドが、その実績と、神器騒動で身につけた実力によりウォーロードに昇格。ドラグ・グランドロード・ガンディリオの副官となったのです。
とはいえ、基盤となるファルゾーグとシルベストリの弟子たちは大きく数を減らしており、他のウォーロード、特に、ドラグ・ウォーロード・ペルセライガなどと比べれば、軽量な存在だとみなされています。最も、前向きで鷹揚な思考のベルガンムルドは、そのようなことは気にしていないようですが。
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