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フェンラン のバックアップ(No.1)
種族スペック †
平均身長 | 160cm(女)/170cm(男) |
成人年齢 | 15〜20歳 |
平均寿命 | 150歳程度(最大寿命は200歳前後) |
生活費 | 30×2Dルクス |
使用言語 | 共通語、フェンラン語 |
能力ダイス | A:1d6+4 B:1d6+5 C:1d6+4 D:2d6 E:1d6+2 F:1d6+2 G:1d6+2 H:2d6 |
能力(低/高) | 器用:11/21 敏捷:11/21 知力:7/22 筋力:6/16 生命:6/16 精神:5/20 |
能力(平均) | 器用:16 敏捷:16 知力:14.5 筋力:11 生命:11 精神:13.5 |
外見など †
見た目は人間とほぼ変わりませんが、背中から鳥の翼が生えています。成長速度も人間とほぼ変わりませんが、成人後の老化は遅く、長い年月を20代〜30代の姿で過ごします。 |
男性も女性も、基本的にスマートな体型で、体質的にあまり太らないようです。 |
「トップラン(ヘッド/コーチなどとも言う)」、自分が目指すべきフェンランがいます。 |
諸島にすむことが多く、また旅も頻繁にするため、人間との交流は深いです。 |
大人の中に上下関係はなく、必要に応じて周りから自然と認められたものがリーダーを務めます。 |
見た目は人間とほぼ変わりませんが、背中から鳥の翼が生えています。翼の柄は特に決まってなく、様々な色合いが存在します。体の成長速度は人間とほぼ変わらず、社会的な成人年齢も15〜20歳ほどですが、その後の老化は遅く、長い年月を20代〜30代の姿で過ごします。男性も女性も、基本的にスマートな体型で、体質的にあまり太らないようです。(太っていると飛ぶのに障害があるからというのが大きな理由ですが)
背中の翼が目立つため、「飛行」というイメージが強いフェンランですが、フェアリー種のようにその場に滞空などはできません。とはいえ、鳥のように、風を切る速さで飛ぶことができます。
種族ルール †
- 飛行能力があります。
- 優れた視覚を持ち、遠くを見渡す視覚に関する判定に+2のボーナスがあります。
- ただし『遠視』でもあり、『鍵開け』などの細かい作業の判定に-1のペナルティがあります。
- 翼が邪魔なため、『潜伏』および『カモフラージュ』の判定に-1のペナルティがあります。
- 羽があるため、防具(鎧)は『フェンラン専用』にオーダーメイドする必要があります。価格は通常の2倍です。
- 羽が邪魔なため、通常移動時の移動力が敏捷度の2/3(端数切り上げ)、全力移動時の移動力が敏捷度x2となります。(飛行時は別ルールです)
- 生まれ表によるもの以外、ソーサラー技能を習得することはできません。
- 生まれ表によるもの以外、プリースト技能を習得することはできません。また、プリースト技能を取得する場合は、選択できる神はクオ=ルートのみになります。
- 飛行移動中の移動力は「敏捷度×5」です。滞空(同じところに留まる)ことは出来ません。
- 鎧は「ソフトレザーまで」かつ「筋力の半分以下」のものでないと飛べません。
- 立った状態から飛行状態に移るには1ラウンド必要です。その間他の行動は一切取れず、移動は3m以内に限られます。
- 魔法・呪歌の使用、集中の維持はできません。
- 連続飛行時間は、自分の生命力×3分までです(つまり、HP11なら、33分間)。そのあと、飛行に費やしたのと同じ分数を休息に取らないといけません(飛行できないということです)。
飛行時間を変更しました。これにより、例えば、敏捷15の
フェンランなら、1分間に15x5x6=450m進め、HPが11なら30分間の連続飛行で約15キロ進めるということです。飛べる高度に関しては、上に行けば寒くもなるし空気も薄くなるので、せいぜい1〜2キロほどでしょう。もちろん、すでにそれより高い山にいて足場がある場合は、もう数十メートル〜数百メートルくらいは上積みできるでしょうが。常識で判断してください。
飛行移動中に取れる戦闘行動 †
- 飛行中にできる行動は「武器を構える」「武器を交換する」「接敵状態からの離脱」「近接攻撃」「射撃攻撃」だけです。
- 飛び道具で攻撃する場合、攻撃力に-2のペナルティが付きます。
- 近接攻撃(フェンランチャージと呼びます)の場合、武器の形状に関わらず戦闘オプションの『突撃』を使用したのと同じ扱いになります(つまり、打撃力+10、回避-4です)。また、『部位狙い』『体当たり』『グラップラー格闘戦闘』も使用可能です。(その他の戦闘オプション(防御専念・強打・狙撃・なぎ払い・組み合い・手加減など)及び『両手などで複数回攻撃』は使用出来ません)
- フェンランチャージが敵に命中した場合、それをおこなったキャラクターは、「攻撃に使用した技能レベル+敏捷B+2d6」を振ってください。攻撃を受けた相手は、「冒険者技能レベル+器用B+2d6」を振ります(モンスターの場合は、攻撃力の値をそのまま使用すればいいでしょう)。その即決勝負でフェンランチャージサイドが負けた場合、-地上に降りて『接敵』状態となります。(空中戦をしている場合など、地上に降りるのが不自然なら、GM判断でそこは飛行状態を継続させてください)
- フェンランチャージが命中しなかった場合、空中をすり抜けて『離脱』します。
- 『接敵』状態から『離脱』する場合、敵を引き受けてくれる味方がいない場合、ラウンド最後の行動となりますが、回避力にペナルティはありません。
フェンランチャージは、今までのルールでは、「一撃してダメージを与え、同時に空中に離脱。また
フェンランチャージ」という戦い方が可能となっていました。そのルールを変更し、離脱がやりにくくなったということです。
出自表 †
出目 | 所属社会 | 出自 |
2 | 特殊 | 出自表「2」か「3」から選択 |
3-6 | フェンラン社会 | 出自表「1」から選択 |
7-10 | フェンラン社会 | 精霊使い(シャーマン 1Lv 経験点:2000/3500 社会点:10/10) |
11-12 | フェンラン社会 | 出自表「1」か「2」から選択 |
キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から1つを選んでください(指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません)。また、これはPC用の生まれ表であり、NPCや種族一般の職業割合を示しているものではありません。
出自表「1」 †
出自表「2」 †
船乗り | 一般技能「セイラー」 | 3レベル | 経験点:3000/3000 社会点:10/110 |
商人 | 一般技能「商業系」 | 3レベル | 経験点:3000/3000 社会点:10/110 |
出自表「3」:特殊テーブル †
種族設定 †
- フェンランの思考
自由を尊ぶ神クオ=ルートの羽から生まれたと言われるフェンランは、個人主義志向な種族です。この個人主義な傾向は、自分たちを生み出したとされる神クオ=ルートに仕える神官がいないことでもわかります。彼らにとっては、クオ=ルートの教えである「自由な心」は当たり前すぎて、ことさら意識することでもないのです。
もっとも、自由な心を持つ種族ですが、クラケットのように行動や思考が突飛ではありません。飛んでいる際にそういう行動をすると危険であり、それがある程度の常識を培っているのでしょう。
- トップランについて
このように自由な彼らですが、「トップラン(ヘッド/コーチなどとも言う)」という関係があります。そもそもの意味は、子どもが飛び方などを体に覚え込んで行く過程で、目指すべき相手を定めることです。
彼らが生まれたときには翼はほとんど育っておらず、数年かけて大きくなります。そして、羽ばたきなどを訓練し、5〜8歳になるくらいまでには、一番最初の「巣立ち(空をとぶこと)」をします。その後は、同世代の仲間や大人と一緒に飛行しながら、飛ぶ際のルールを覚えていきます。「トップラン」とは、その時にお手本にする相手(ついていく相手)のことであり、その人物の影響は(性格や思考、その後の生き方などでも)結構受けます。
- 人間社会との交流
フェンランは自然を大事にしますが、それは、空を飛ぶ彼らにとっては自然が身近だからです。諸島に住むことが多い彼らは人との交流も比較的多いため、人間の技術や品物で良いものを取り込む先取性にも溢れています。
というのも、集落間の交流は盛んで、場合によっては長い旅をするフェンランもいます。そのため、島から島へと渡り歩くためには、人間の船が一番都合がよいのです。遠くを見通す目を持ち、飛べるという利点を持った彼らは、船の見張りや護衛などとして船乗りからも重宝されています。そのため、お互いに持ちつ持たれつの関係が成立することが多いようです。
- フェンラン集落と結婚
フェンランは、外の敵を寄せ付けないために、切り立った岩山などに十数人〜数十人程度の集落を作っています。集落の大人の中に上下関係はなく、必要に応じて周りから自然と認められたものがリーダーを務めます(トップランに最も選ばれている人など)。ちなみに、フェンランの建物は出入り口が地上部分にはないことが多いのが特徴です。
彼らが同じ集落の同族と結婚するのは珍しく、成人になると、つがいを求めて旅をします。とはいえ、相手を得ても、一緒に住むという概念が薄い人が多いようです。そのため、一緒に住んでいても子どもが「巣立ち」をしたタイミングで別れ、それぞれ新たな相手を探しにまた旅に出たりというケースがよく見られます(子供は集落の大人全員で育てますので)。これは、フェンランは長寿種族であり、その結果、出生率が低いという事情もあるようです。
種族専用魔法・武器 †
Q&A †
(未記載)
関連 †