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ミュールストロフ のバックアップ(No.1)
『邪眼の指し手』ミュールストロフ
『いけ好かないヤツではあるが、狡猾に物事を動かすことにかけては天才的なヤツだ』 - グランドロード・ガンディリオ
ウェーブのかかった金色の髪、引き締まり鍛えられた長身、そして端正な顔立ちと妙なる声色を持つ彼は、レイブン・アークロード「セレスライト」に仕える副官であり、ラッタウにおいてアルゲドラルのレイブン氏族の実務を一手に取り仕切るレイブンロードだ。
星霜の様々な芸術の愛好家でも知られているが、星霜の者たちが苦しむ姿をこよなく愛し、常に傍らにお気に入りの楽器―かつては星霜の女性だったもの―を携えている。
『指し手』という二つ名を持つ彼は、天才的な戦略戦術家との評価が高く、いくつもの策を同時に張り巡らし、その作戦が失敗するということはないに等しい。効率よく勝利するためなら手段を選ばず、その経歴は数々の勝利で飾られている。
また、彼と話をするときには用心することだ。別名を『邪眼』とも呼ばれる彼は、人の心を些細な会話や振る舞いから正確に見抜き、その心理的・思考的・文化的弱点を鋭く突くことだろう。
ザール暗殺に関わる大計画の発案者であるとされる。
深淵におけるミュールストロフ
来歴
“フィーバークの闇の翼”、“イルブレヒトの邪眼の蛇”、“デルストークの死の指し手”など、エンファータの各地で星霜から恐怖とともに語られるミュールストロフは、エンファータの各地で星霜たちに勝利した、輝ける経歴の持ち主だ。その来歴は謎に包まれており、レイブン・チャイルドの時代の記録はおろか、レイブン・アプレンティスだった頃の記録も残されていない。しかし、その後の記録から、フィラクラーストラ地方のどこかの出身だと言われている。
彼の活動が記録に登場するのは、レイブン・マスターの位階を授けられてからのことだが、歴史の表舞台に登場した頃から彼の業績は特筆すべきものであり、中でもイルブレヒトを攻略した鮮やかな策略は、彼の名を大いに高めた。
ラッタウのアークロード「セレスライト」の副官としてはるばるパンドラムから赴任してきた経緯は不明だが、ザールの脅威に対処するためだと言われている。また、彼の前任者であるレイブン・ロード「レリヴェシュトル」が星霜の者たちにより討たれたのも、彼の陰謀だとも噂されている。
ステータス
技能:不明