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SandBox/「遥かなる日々」/メタモルスPC のバックアップ(No.5)


――私達はいわば二回この世に生まれる。 一回目は存在するために、二回目は生きるために。

フィースメア(PL:夕餉)】
変幻自在の本体不祥をその特徴とするメタモルスの一体。
複数の人格を所持可能で、吸収した存在の記憶や技能を含めたあらゆる情報を保持内包する。
人為的に製造された個体であり、生まれ持った素質から最高傑作(マスターピース)と称されるが、
心を持つよりも早く他人になる事を覚え、息を吸うよりも容易に「成り切る」事の出来る力を持ったために、
本来ならば誰もが当たり前に持つはずの「本当の自分」というものを知らずにいる。
…最終的には既存の内容に着地する予定、です。

基本データ

冒険者レベル
3
器用
14 (+2)
敏捷
13 (+1)
知力
12 (+0)
筋力
12 (+0)
生命
18 (+0) 生命抵抗値:6 (+0)
精神
18 (+0) 精神抵抗値:6 (+0)
使用済経験点/総経験点
9000/10000
技能上昇経験/ステータス成長経験
9000/0

習得技能

シェイプシフター
レベル3 魔力4 (+1) (経験値内訳:9000)
あらゆる技能の代わりとなる技能。フィースメアの中に存在する幾つもの人格が持つ経験を必要に応じて呼び出し、使用する。人格ごと切り替え当人そのものとして使うことも可能、経験だけを切り貼りして人格を切り替えずに使用する事も可能。

習得アビリティ

マスターピース
あなたは全てを喰らい尽くすものとして創られた最高傑作だ。能力値の成長はその全てが1点につき1000点となる。
カオティック・メモリー
あなたは重度の記憶障害と人格障害を患っている。いずれ改善されていくだろうが、それにはまだまだ戦闘経験が必要だ。あなたのあらゆるダイスロールで1ゾロと出目3が出た時、それはあなたの頭が何かしらの障害を起こしたことを意味し、ファンブルの扱いとなる。
捕食
死後一時間以内の死体を消化することで、対象のあらゆる情報を習得する。
擬態
「捕食」した対象に擬態することが出来る。擬態は任意に解除可能であり、外見から見破られることはない。
変身:小規模変異
身体の末端部分を変異させ、便利に使用することが出来る。

所持品

武具

メタモルスアーム
必筋1 1H 命中:±0 威力:1R C値:10 射程:近接 自前の腕。あらゆる形体に変身が可能。それに応じて性能も変化する。
メタモルススキン
必筋1 防御力1 自前の身体。進化を繰り返すことで、より良質の鎧となるだろう。
一般武具
ファルシオン(12→7) 600
ハード・レザー・アーマー(12→7) 780
スモールシールド(1) 60
ニードルダガー(5) 70 ×2
ニードル(1) 10 ×8

アイテム

特殊アイテム
以下の三つ。アウトだったらすぐ消します!
変装道具 1000
無音の靴 1000
ハイ・シーフツール 1000
その他アイテム
防水背負い袋 150
防水ポーチ 60
水袋 20 ×2
マント 40
毛布 50
たいまつ(1本/2時間)×6 5
火口箱 20
油(1本/12時間) 5 ×5
シャッター付ランタン 100
ロープ(10メートル) 10 ×3
くさび×10 20 ×2
小型ハンマー 10
手鏡 100
かぎ爪 50
応急処置セット 50 ×3
レルバ 20 ×5
保存食 7 ×2

マジックアイテム

所持金
1881

言語

星霜共通語
読み書き○、会話○
ガルクラン上位
読み書き○、会話○
ガルクラン下位
読み書き○、会話○

設定

素性
導入終了後記載予定。
性格
主に擬態している人格(下記に説明)は寡黙で無愛想。一人称は私。
外見
主に擬態している人格は細身で色白、目は赤で髪は銀の少女の姿。人形のように端正だが表情も人形のそれ。
人格交代する際には、特に意識しなければ外見も伴って変ずるが、外見と人格は別々に呼び出すことが可能。
人格について
あまりにも容易に、記憶の深層に至るまで完璧に擬態する事が出来る能力の弊害により、所持する人格の全てが“私(フィースメアそのものを指す一人称)”と同様のリアリティを持っており、“私”が誰で何なのか把握できない。
事実関係で言えば、自分自身の人格が形作られる前に他者の人格を被る事を覚えてしまったため、一般的な観点から言う“私”は存在しない。強いていうなら「少女の主人格を持つ多重人格者」と言う事が出来るが、どの人格も自分であるという認識がある(多重人格のように別人ではない)点で異なる。また、吸収した全ての存在が死を経験している事に基づき、根本的な部分に「どの私も仮面である(本当の顔ではない、“私”ではない)」という認識が付きまとっているため、少女の人格を本人は主人格と認識していない。例えば、少女の状態から一瞬で顔が変じてチンピラが悪態をついたとしても、それは「私の中の他人が勝手に出てきて悪態をついた」のではなく「チンピラとしての私が状況に対し悪態をつきたくなったからついた」という形になる。
以上のような理由から本当の“私”を知りたい(持ちたい)、という願望を持っている。この願望はどの人格でいる時も共通してキープされているが、人格によってその願望の優先順位は異なる。
加工人格について
用途に沿った経験を切り貼りして出来上がったハイブリッド人格のこと。特定の行為を遂行するのに適した人格をベースとして、行為達成を実現する技能経験を積み込む事で出来上がる。
フィースメアの特技の一つである「並行擬態(特定の人格を利用中に、人格交代をせず他者の能力だけを呼び込み扱う)」は非常に便利で強力だが、一方でリスクもある――各人格から読み込む情報をセパレートする作業に失敗すると、保存した個々人の記憶が相互に汚染され、記憶の混濁が促進されてしまう事が、そのリスクに該当する。
混濁の進行による記憶・人格障害の深化を避けるため、フィースメアには通常の「個人」としての人格とは別に、「経験を都合良く切り貼りしたスクラップブック」を強烈な自我で無理に「個人」へと統合した加工人格が作り出されている。「彼ら」は材料にしたどの人格とも違う人格であり、どこかに非人間的な側面を持つ、常用するには扱いづらい性格である。しかし並行擬態能力を使わずに複数の技能を利用できる便利な存在であり、またベースに使われた人格はどれも用途に沿った選りすぐりの気性の持ち主であるため、目的の遂行に極めて高い適性を持っている。
一例として、強い積極性と暴勇を持ち、いかなる局面でも我が身を顧みず突撃する戦闘用人格であるバーサーカーが挙げられる。彼は短気で口が悪く単純だが、同情心と恐怖心を持たず誰よりも呵責無く戦う。
人格コレクション
フィースメア
平時に取っている姿と人格。吸収元が低レベルながらシーフ技能を持っていたため、シーフ技能を呼び込む場合に限り安定した並行擬態を行える(呼び込む情報量が少なくて済むため)。調査・潜伏と、戦術性を保って行う近接戦闘に向く。潜入目的の擬態を行う際に、人格としてチョイスされるのは主にこれ。性格・外見は上記参照。
自我が薄く(指示に従ってくれやすく)、論理を解することから制作者たちの手で人格移動における軸足として設定されており、稼働開始以降に事後的に吸収された人格(つまりフィースメアにとって敵であり得る人格)の反乱を防ぐ鍵を渡されている。が、自分という存在が希薄な人格であるため、他人格の激情に押し切られて交代してしまう事も稀にある(我の強い存在である加工人格にはその実績が何度かある)。
人格の元の持ち主は異なる名前だが、この人格に統合者の役割を持たせた(つもりの)制作者たちの意向により、個体名と同一の「フィースメア」という名前を付けられている。フィースメアという存在が「“私”とは誰か」という疑問を持ち気にするようになったのは軸足に指定されたこの人格が最初にそう言う事を気にしだしたため。
元の持ち主はとあるレイブンに愛玩用として連れてこられた少女。
暇つぶしのためにありとあらゆる玩弄行為の餌食になった結果、自我が壊れ廃棄される。
フィースメアのクリエイターが利用可能性を見出し回収した後、
人格制御の役目を担わせるべく必要な知能を再び与えられてから、フィースメアの餌として供された。
食われるまでの出自から、「その人格特有のやりたいこと・規範・価値観」が判然としない。
その点で最も「軸足」に向いている人格という事が出来る。
《バーサーカー》
加工人格その1。所持技能はファイター及びシーフ
愚かな蛮族にして戦場の阿鼻叫喚を何より愛する戦闘狂。キレやすく我慢できないのでシーフ技能はほぼ腐っており、軽い武器を使った戦闘とをかぎつける時ぐらいしか役に立たない。口癖は「ヒャハァ!」と「ファック!」。ファイター寄りの人格であり、重い武器と強打が大好き。
なお、加工されたことにより吸収前のどの人格とも別人になっているため、名前として性格を現す愛称が与えられている。
これは他の加工人格の名前にも当てはまる。
《メイガス》
加工人格その2。所持技能はソーサラー及びシャーマン及びセージ
偏屈で説教臭い魔法至上主義者。知恵を軽視し、物理的な力にしか訴えられないバカはクソだと思っている。
失敗を疑わず動揺しないため、魔法の使用に性格として適する。知らない事はないと言い張る。
判定に失敗すると人格の崩壊を避けるため強制的に人格交代し、記憶封鎖の後復帰する。
口癖は「我が○○の○○は世界一ィィィィィ!」。人格加工の影響と思われるが、生前から連呼してたという説もある。
《ファナティック》
加工人格その3。所持技能はガラクヴァ信仰ダークプリースト及びプリースト
名前に違わぬ狂信者。あらゆるものが終わりを持つと信じ切っている。
その信仰により、難易度と出来の如何こそあれあらゆるものを回復する(創傷の終わりを早める)。
口癖は「それは大変」。ちっとも大変ではなさそうな顔で言う。
その他
※ここの内容は特にブラッシュアップ・変更の可能性アリ。
セージ知識や吸収した人物特有の記憶(表層だけ。共感しないくらい捨象されたもの)などの情報は「軽い情報」である。
「軽い情報」はセパレート処理がしやすく、人格をまたいで持って来ても記憶の混濁がほぼ起きない。
ファイターシーフによる武器の扱い方(身体の動かし方などを含んだもの)やルーンマスターの魔法の扱い方などの能力的な情報は「重い情報」である。
「重い情報」はセパレート処理が難しく、人格をまたいで持ち込むと記憶の混濁が起きやすい。
(例:人物Aの人格を利用中に、人物Bならではの情報を引き出す時、それが「軽い情報」なら、持ち込み先と持ち出し元における記憶の混濁はほぼ起きないが、「重い情報」ならば起きる可能性がある。)
避けようのない記憶・人格障害の進行は、複数の人格を保持した「メタモルスフィースメア」が記憶を蓄積し、それが各人格に共有されていくことで少しずつ進む。「重い情報」の人格またぎ使用による混濁は起こる度に両障害を進行させる。

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