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SandBox/ボーンレット種族ルール追加案 のバックアップ(No.1)


  • 作成者:銀剣
  • 私的に提案する、ボーンレットの設定への追記および種族固有能力の追加案です。
  • あくまで私案なのでセッションに使用可能なものではありません。

改定案1

ボーンレットの性能底上げと、グラップラー技能との設定的な繋がりの深化(特にオーラマスター)を目的とした私案です。ユニスロスと同じく三種類の能力からの選択式を想定しています。括弧で括った行は、可能であれば加えたいが難しいと思われる記述です。

甲殻の機能

種族全体に共通する特徴として、ボーンレットの甲殻は身を守る鎧としての機能を備えています。しかし、甲殻の役割はそれだけではありません。ボーンレット達は、甲殻の種類と機能は大きく分けて以下の三種類に分類しています。

牙骨

手足に打撃武器として扱える小さな甲殻を有しています。その箇所は通常の甲殻よりも密度が高く、強度も優れています。
サイズや形状は個体差が大きいです。また必ずしも四肢全てに備わっているとも限りません。牙骨のある手足は骨格自体も頑丈になっており、その上から格闘用の武器を身につけたときにも、威力を十分に高めてくれます。
格闘の破壊力は凄まじいものがありますが、全体的に攻撃面へ偏っているためか、装骨ほどの安定性はありません。
(牙骨による打撃はハンマーで殴られるようなものですので、金属鎧を着た相手にも有効なダメージを与えられるでしょう。)

  • 拳と足による直接打撃の追加ダメージに+1します。拳足強化と効果が重複します
  • (素手素足で金属鎧に攻撃してもクリティカル値が+1されません)

装骨

甲殻の配置や形状がバランスよく備わっています。三種類の中で最も数が多く、他種族がボーンレットと聞いて思い浮かべるのはこのタイプでしょう。牙骨のようにそれ自体が武器として秀でているわけではありませんが、骨格と甲殻の二重構造で身体をしっかり支えているため、大型武器を安定して操ることができます。例えば、シャイグ・タンは全身を使って操る必要があるので、負荷を効率よく支えられる骨格構造は有利に働きます。
オルガ・ルルを甲殻の上で滑らせるように扱う技法も、バランスの良いこのタイプが最も習得しやすいと言われています。
(副次的な恩恵として、防御に専念しているときに甲殻を使った“受け流し”がやりやすいというメリットもあるようです。)

  • 2H武器を使った攻撃の打撃力に+R5します
  • (戦闘オプション「防御専念」使用時、回避力に追加で+1のボーナスを得ます)

霊骨

魔力を帯びた角状の突起を有しています。角の位置は額の甲殻か、または頭蓋骨から直接突き出しているかのどちらかが大半を占めます。霊骨を持って生まれた者は、祖霊や精霊と感応する力が強く、魔力や精神力の制御が得意な傾向にあります。グラップラー技能のうち、オーラマスター系列のアビリティは彼らが編み出したものであると考えられています。一方、甲殻は身を守れる必要最小限しか備わっていないケースが殆どで、他の二種類のように攻撃的な使い方はまずできません。かつては「霊骨の子は巫覡に」と言い伝えられ、本人の意に関係なく、戦士ではなく祖霊を祀るシャーマンの教育を受けさせられていました。保守的な里では今でもその風習が続いているかもしれません。
ちなみに、甲殻の一部が角状になっていること自体はそう珍しくありません。霊骨とただの突起を見分けるポイントは魔力を帯びているという点です。

  • 最終的な精神力消費を-1します(最低1)
  • シャーマンでなくともセンス・オーラの能力を持ち、更に精霊の気分や状態を感覚的に理解できます。言語は理解できません。)

提案者メモ

牙骨

「牙骨」はブローマスター系列を意識。グラップラー技能の改定で<拳足強化「弐」>が廃止されてボーンレットが微妙に割りを食ったので、同じ能力を種族特性として追加するという方向性です。技能レベルに左右されない代わりに、他の選択式種族特性との同時取得は不可という形になります。
もう一つの効果は「固いもので殴るのだから」という発想で付けたものの、セスタス握って殴ったほうが手っ取り早く、また<護身>を覚えたら意味がなくなるので、実装してもあまり有用ではないかもしれません
別の案として、

  • 素手素足によるクリティカル値を-1します

というのも考えましたが、いくらなんでも強力すぎるかな、と。

装骨

「装骨」はアーツマスター系列、というか既存のボーンレットをそのまま当てはめられる設定を意識したもの。能力は「身体が頑丈なら、負担を気にせずに、重い物を思いっきり振り回せるよね」という発想で。体の作りが違うので、同じ武器でも人間が扱うより強力になったほうが戦闘種族っぽいかなと。
もう一つの効果は、バランスが良い=攻防の両方で有用、という発想でつけたものです。常時発動だとあまりに便利すぎると思ったので、防御専念中のみという制限付き。こちらは<拳足強化「弐」>と同様に廃止された<防御の構え>を流用して、

という案でも良かったかもしれません。

霊骨

「霊骨」は露骨にオーラマスター系列を意識しました。
ボーンレットの能力値で精神力を活かした技能が発達するのが謎だったのと、元祖グラップなのにオーラマスターとの相性が悪いのが不思議だったので、その辺りを設定的に説明しつつ、データ的にもオーラマスターアビリティを使いやすく、と考えたものです。ルーンマスター技能の中でシャーマンだけは習得可能なので「シャーマン適性の高いボンレが生まれ、彼らがオーラマスター技能を編み出した」という背景があれば、ボーンレットとルーンマスターを無理なく繋げられるのでは、という案になります。
括弧書きの効果は、生まれつきシャーマン適性を持っていることを表現させるつもりで加えたものですが、他2つと異なりデータ的な有利がないのはバランス的に問題かもしれません。

改定案2

ボーンレットの性能底上げと、魔法に弱すぎる点の改善を主軸においた改定案です。武人ドラグと戦闘種族ボーンレットの戦いは魅力的に思えるのに、竜語魔法扱いの咆哮一発であっさり無力化されかねないのは寂しいと思ったもので……。

現行の記述と改定案

現行の記述

  • 非常に硬質な体であり、全ての物理攻撃に対して【1点のダメージ減少ボーナス】を得ます。
  • 魔法への耐性が弱く、【魔法抵抗に‐2】されます。

改定案

  • 深淵への耐性:パスツェルの力を受けて生み出された影響か、深淵の力に対する抵抗力があります。
  • 非常に硬質な体であり、全ての物理攻撃に対して【1点のダメージ減少ボーナス】を、深淵の者からの物理攻撃に対しては【追加でもう1点のダメージ減少ボーナス】を得ます。
  • 魔法への耐性が弱く、深淵の者以外からの魔法に対して【魔法抵抗に‐2】されます。

提案者メモ

現状、数少ない有利特性の「硬質な体」すらテルミナスにお株を奪われている感があるので、その辺りも底上げする案としましたが、対深淵限定とはいえダメージ減少+2は大きすぎるかもしれません。対深淵の魔法抵抗については、深淵への耐性のプラスと魔法耐性自体の弱さのマイナスで、差し引きゼロの通常通りとなります。物理耐性も魔法耐性も、深淵の者以外との戦いでは今まで通り。
パスツェルの影響で生まれたのはパクタックも同じですが、あちらとは生まれ方が違っているので……という理屈で、設定面はどうにか。

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