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バジャール

バジャールは、シルバルの都サウザンスターズを治める君主で、実質的なシルバル王です。300年以上前のバジャール・アルムルク以来、世襲ではなく、代々、武に優れた赤い髪の青年が就くとされています。
しかし、伝説によれば、バジャール・アルムルクは、この時代に最強の者アジルジャヴァルたる、真のバジャールが現れると予言しており、それが、現在のバジャールだと見なされています。

役割と地位の継承 Edit

バジャールは300年前のバジャール・アルムルク以来、世襲ではなく、代々、武に優れた赤い髪の青年が就くとされてきました。その詳細は不明ですが、10年か15年ごとに、秘密の儀式によって新しいバジャールが選ばれてきたのです。そのため、その時期になると赤い染料が高騰するとか。

代々のバジャールサウザンスターズに長年伝わる武を高める魔法具を以って、サウザンスターズの軍を統率し、リザルドや大型のモンスターなどの脅威から人々の営みを護ってきたのです。

いまのバジャールは15代目で、数年前に就任しました。
彼は、炎に対する完全な耐性や、フィルサスのマスター・オブ・マスターたちも敵わぬ戦闘力を持っています。代々のバジャールが魔法具によって得てきた力を生得のものとしており、その広範な知識も相まって、バジャール・アルムルクが遺言で残したという、真のバジャールだとみなされています。

真のバジャールとは、初代シルバル王アルギアス、シルバルを救った英雄アジルジャヴァル、エルファティ、そして、シルバルを形作ったというバジャール・アルムルクの系譜に連なるもので、シルバルの秘密の力を持ち、シルバルを真に救うものと言われています。

バジャール Edit

  • 名前:アルギアス=アジルジャヴァル・エルファティ・アルムルク
     (『偉大なる最強の者アルギアス:大いなる征服者にして国を治める者』という意味)
  • 役職:サウザンスターズの王(バジャール
  • 属性:人間、男、20代前半
  • 逆だった髪をし、赤い瞳の青年です。バランス良く鍛えられた無駄のない身体の各所に装飾を付け、上半身を裸体でいることが多く、飼い慣らした獅子を侍らせています。
バジャール.jpg

シルバル最大の都市サウザンスターンを支配する君主です。フィルサス出身で、数年前にバジャールの地位につきました。彼はフィルサスで、つまりシルバルで最も強い者たちであるマスター・オブ・マスターたちをも凌駕する戦闘力、様々な知識を持っており、伝説に謳われた「真のバジャール」だと見なされています。
性格は俺様で、無茶振りも多いですが、高い知能と豊富な知識を持ち、その内容は合理的です。また、相対する相手の力量や感情も鋭く見抜くため、出来そうにないことは頼みません。

彼はここ数年、行方不明となっていました(統治をする官僚や影武者の努力もあり、一般には知られていません)が、これは、シルバルを支配しようとするシャイターン(アタナトイ)を倒すためだったそうです。戻ってからは人当たりも少し柔らかになったそうですが、俺様な所は変わっていません。

彼は真のバジャールとして、以下の様々な能力を持っています。なお、そのファイター技能は10レベルとみられています。

  • 炎の加護 : 完全な炎の耐性を備えており、炎によって傷つくことがありません。
  • 炎の癒しの左手 : 戦いの傷を抑え、急所などへの攻撃を防ぎます。
  • 心を見抜く左眼 : 相対する者の感情や想いを見抜いたりできるようです。
  • 多数を打ち砕く右腕 : 今のバジャールは基本的に拳で攻撃しますが、その拳を複数回同時に叩き込めます。
  • 魔に抗する足 : 抵抗力を高め、心や行動に対するペナルティを軽減し、また、敵対的な魔法使用に対して反撃します。

バジャールの部下 Edit

『秘書官』マルーク Edit

バジャールに仕える青年で、秘書官として身の回りの世話や軍人・官僚たちとの折衝をしています。この家系は代々バジャールの秘書官を務めており、歴代のバジャールに関する豊富な知識と経験があるようです。

近衛隊長テックス Edit

テックス=バスイル・アラバースという、バジャールに仕える近衛隊長の一人です。バスティックとも呼ばれます。名前は『展開(指揮)する者テックス:正直にして誠実なるもの』という意味。また、テックスには『背骨』という意味があり、シルバルでは人気の男性名の一つです。

その他 Edit

案内人ポウル
見渡すかぎりのシルバルの砂漠で、その道無き処に道を探す技に長けたサンドパイロット。

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