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フィルサス

フィルサスは、サウザンスターズから独立しているオアシス都市のひとつで、その武でシルバル全土にその名をとどろかせています。フィルサスは戦士のあらゆる戦いの技・心構え・体を鍛え教える「アグラの鍛錬場」で、ここで学んだ者は(ルアーブルなどで成功している冒険者がそうであるように)短い期間で急速にその技を磨き成長させることができます。

そのため、シルバル全土から、自らを鍛えたい者や腕に覚えのある者が集まりますが、その鍛錬は危険と隣合わせで、脱落・死亡するものも多い、過酷なものです。その厳しい鍛錬で自らを鍛え、最終試験であるアグラの試練をクリアしたものは晴れてフィルサスの戦士と名乗る資格を得ます。このフィルサスの戦士は、シルバル全土で優秀な戦士として高い信頼を集めています。

なお、この地はサウザンスターズからは独立しており、生徒たちを鍛えるマスターの中でも特に抜きんでたマスター・オブ・マスターという5人の達人たちが合議制で統治しています。

都市について Edit

フィルサスは硬い岩場にある、オアシスを中心とした階層型の都市です。
その中でも最も巨大な城のようなアグラの鍛錬場には、マスターやマスター・オブ・マスター、そして、フィルサスの戦士たちがいます。

古い昔はこのアグラの鍛錬場とそれに付随するオアシス村くらいの規模だったようですが、フィルサスの名がシルバル全土に広まってからは、フィルサスの戦士になろうとシルバル全土からこの地を目指してきた若者たちや、商人、職人など、戦い以外の商工業を行う住人も集まるようになってきました。また、戦士たちの家庭もいます。
そのため、フィルサスは都市としても発展しており、商業地区には宿や酒場などもあり、賑わいを見せています。

アグラの鍛錬場 Edit

闘いの聖堂であり、フィルサスの中心です。
ここには、マスター・オブ・マスターをはじめ、マスター、フィルサスの戦士、そして、フィルサスの戦士を目指す見習い(アプレンティス)たちがいて、修行を積んでいます。彼らの居住区もこの鍛錬場の中にあります(アプレンティスは集団生活です)。

なお、フィルサスにはシルバル全土から多くの若者が集まりますが、全員がアプレンティスとなれるわけではありません。定期的に行われる試練で一定の力量を持つと認められたものや、フィルサスの戦士、フィルサスマスターなどに推薦された者でないと、アプレンティスにもなれません。
そのため、アプレンティスになることを目指して、フィルサスの宿や下宿に滞在し、鍛錬を積む者たちも多くいます。

職人たち Edit

フィルサスは、都市として他に依存せずに維持できるよう、食料生産や職工業の技を持つ者たちも集めています。鍛冶師、武器職人や服飾人、細工師など、様々な技術を持つ者たちがおり、独自の文化を発展させています。

引退した戦士 Edit

引退した戦士は、職人や農地運営、商業など、自分の得意に合わせて第二の人生を進むほか、フィルサスのアプレンティスを目指す若者たちを教育する育手となることも多くあります。

地位と階級 Edit

フィルサスの戦士 Edit

フィルサスにある「アグラの鍛錬場」で自らを鍛え、最終試験であるアグラの試練をクリアしたものが名乗れる称号です。フィルサスの戦士は、戦いのあらゆる側面に通じたスペシャリストであり、シルバル全土で優秀な戦士として高い信頼を集めています。

なお、フィルサスの戦士は地位であり称号でもあり、必ずしもフィルサスに仕え、その指令に従わなくてはいけないわけでもありません。実際、主が自分の部下を鍛えるためにこの地に預けることもよくあり、外に出て主のもとに使えることもよくあるのです。
ただ、フィルサスに留まり、または、フィルサスと繋がりながら外で自らを鍛えて、マスターやマスター・オブ・マスターを目指すものは多くいます。

フィルサスマスター Edit

マスターは、武器の扱いや様々な戦闘に長けているのは当然で、武や智だけでなく人格も優れ、そして、人の育成についても多くの実績を積んだ者たちです。マスターになるためには、まず、幾人かの候補生を自らの弟子として選び、フィルサスの戦士として育てる必要があります。さらに、マスターとしての厳しい試練にクリアしないといけません。
なお、このマスター昇格試験は、自分が育てた弟子と共にクリアしないといけないとも言われ、マスターと彼ら「第一の弟子」の絆は大変深いそうです。

マスター・オブ・マスター Edit

フィルサスを統治する5人のマスターで、その時代のシルバルにおいて最強の5人と謳われています。
彼らは『五天』とも呼ばれ、フィルサスの統治だけでなく、麾下のマスターやフィルサスの戦士と共に、シルバル全土の様々な問題や脅威を武をもって仲介・解決しています。そのため、マスター・オブ・マスターといえど常に全員がフィルサスにいるわけでなく、シルバルの各地を旅しているようです。

なお、その彼らも敵わぬものを「アジルジャヴァル(最強の者)」と呼んでいます。今のサウザンスターズバジャールは、300年ぶりに表れたアジルジャヴァルです。

人物 Edit

『五天』のマスター Edit

5人のマスター・オブ・マスターのことです。

『天眼』ファースト Edit

マスター・オブ・マスターの中でも筆頭の者で、ジェルクハーフの男性です。
ファーストは基本的に常にフィルサスに居るのですが、幅広い知識を持ち合わせ、シルバルで起こることや、人の秘密の多くを見通しており、光と闇、物事の裏と表… それらを知り尽くしています。そのため『天眼』と呼ばれています。

なお、ファーストとは、ソルルトの輪がつながった後、その向こう側の世界(レングラートアルケナル)の言葉をから選んで改名したそうです。本人曰く「カッコいいから(゚∀゚)」。

『無手』アルダイ Edit

剣の達人たる壮年の男性です。
圧倒的な剣の技を持ちますが、剣を使わずに勝つを至上とする、食えない人物として知られています。実際、彼は利き腕である右腕をいつも懐にしまい込んでおり、左手のみで、敵の攻撃のすべてを無にすると言われています。

無手と呼ばれるアルダイを象徴するエピソードは、フィルサスではよく知られています。とある乗合砂である武人から決闘を挑まれたことがきっかけです。アルダイは「わかった、では、そこの岩場でやろう」と武人を先に岩場に行かせ、自分は乗合砂に乗ったまま放置して立ち去ったと言います。
また、彼は散歩と称してディープサウスなどシルバル全土を旅しており、そこで受けた挑戦は、腕試しとしてマスターやフィルサスの戦士たちに押し付けてしまいます。そのため、ファーストすら振り回されることがあるとも。

『疾風』ハルバラ Edit

槍の達人たる美丈夫の青年で、頼りがいのある人物として知られています。
誰よりも早く、あらゆるものを貫くその突きと、広範囲に敵を薙ぎ払う技の冴えで知られています。その槍は伸縮自在で、近くの敵だけでなく、はるか遠くの敵をも斬り貫くと言われています。
為政者たちなどとも堂々と渡り合えるハルバラは、シルバルにある様々な都市の依頼で出かけていることが多く、フィルサスでその姿を見ることはあまりないようです。

『迅雷』サイフ Edit

弓の達人たる青年で、精霊術と組み合わせた様々な効果のある弓を連射します。また、冷静で知識が豊富です。
サイフもシルバル全土を旅してこの地の自然を観ており、フィルサスにはあまりいません。

『不抜』ディルア Edit

夢も希望もたっぷり詰まっている胸の淑女です。
神官戦士で、その奇跡の力は死者をも癒す力があると言われています。
ディルアはフィルサスに居ることが多いのですが、激しい鍛錬で知られるフィルサスのこと、彼女の奇跡を求められる場は絶えず、忙しい日々を送っているようです。

『七将』のマスター Edit

マスターたちの中でも特に優れた7人は『七将』と呼ばれています。
『五天』たるマスター・オブ・マスターに最も近い者たちと言えるでしょう。

参考ログ Edit

関連 Edit

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