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SandBox/オーラシューター技能 のバックアップ(No.3)


  • 制作者:銀剣
  • 呪文は作成中です

オーラシューター技能とは、生物の身体に宿る"内なる生命力(オーラ)"を源泉とした魔法です。
ボーンレットが編み出したオーラマスターアビリティを「自らの体内で"内なる生命力"を練り上げて力に変える」能力とするなら、オーラシューター技能は「体外に"内なる生命力"を放出して外界に影響を与える」能力です。
オーラマスターが戦闘技能の補助を前提としているのに対して、オーラシューターは単体で独立したスキルとして発展してきました。

コンセプト

・設定的に、シャーマンソーサラープリーストの亜種にならないルーンマスター
・非戦闘向けの便利呪文は既存魔法で充実しているので、やや戦闘メインで構想
ソーサラープリーストの習得に制限がある種族でも習得できる技能

オーラシューターの特徴

他技能との違い

バードは呪楽器、プリーストは神の奇跡、シャーマンは精霊力、ソーサラーの魔力といったように、それぞれ「自分以外の存在」を力の源泉としていますが、この技能は自分自身の内なる生命力を直接転化する能力であり、自身以外の存在の介入を必要としません。そのせいか、他のルーンマスター技能と比べると利便性の高い魔法が少なく、エネルギー効率も決してよくない傾向にあります。しかし発声による詠唱を必要とせず、多くの種族が習得でき、魔法抵抗で軽減されにくいなど、独自の長所も存在しています。

伝承と歴史

オーラシューターは人間達ではなく中立種族(現在は星霜種族に数えられるものも含む)の間で発生した技術です。
「大失墜」の直後から1000年前のアルケナル帝国の成立まで、また、300年前の深淵の大攻勢とアルケナル帝国の滅亡から現在に至るまで、狭間の者達は深淵種族が跋扈する大陸で生き抜いてきました。星霜種族が海に逃れている間の大陸の歴史は殆ど記録に残っていませんが、各種族に伝わる伝承は、おおよそ以下のような筋書きとなっています。

――遠い昔。人族が"暗黒の時代"と呼ぶ時代。
九大神の加護を受けた者達は海へ逃れ、ソーサラーの素養がある者も少ない大陸で、彼らは己の肉体とシャーマンの魔法を頼りに深淵と戦っていました。
しかし、対するガルクランは強力な魔法を使いこなすので、シャーマン頼みの抵抗では苦戦を避けられませんでした。
そんなとき、ある兄弟が「深淵の力に染められていない無垢のパスツェル」を手に入れました。
兄弟はその小さな小さな欠片に血を捧げ、深淵に対抗する新たな魔法を願い、体内に秘められた力を魔法に変える技法を身に付けたのです。
そして兄弟は、新たな魔法を大陸中の種族に伝えました。自分の眷属だけではなく、大陸に残り深遠と戦うすべての種族にです――

この兄弟は「始祖の兄弟」と呼ばれますが、彼らが実在の人物なのか否かは不明です。兄弟の種族も伝承ごとに異なり、それぞれの伝承を伝える種族と同族だとされている場合が殆どです。地域によっては、どの種族にも属さない神の眷属だとか、<人>の生き残りだとか、荒唐無稽な伝説も伝えられています。
いずれにせよ、深淵との戦いの中で生まれた比較的新しい魔法であることは間違いありません。
ちなみに、「始祖の兄弟」の伝説はどの伝承でも同じような形で結ばれています。

曰く、兄は力への渇望に飲まれて深淵に下り、弟がそれを討った、と。

オーラシューターの詠唱

オーラシューターの呪文詠唱は身振り手振りそのものです。発声は伴いません。
発声と手振りを組み合わせた言語としてボーンレット語が存在しますが、この詠唱はそれを更に極端化した形で、身体の動きだけで「魔法言語」を成立させています。舞踏魔術とも呼ばれるソーサラーの優雅な動きと比べると、一挙手一投足が素早く切れの良い動きをしているのが特徴です。簡単な「呪文」は片手だけで使えますが、強力になるほど全身の動きを必要とする傾向にあります。
言語として見た場合、当然ながら日常会話には著しく不向きです。普通のボディーランゲージよりは伝わりやすいので、声を出さずに意思疎通をしたい状況では有用でしょう。

オーラシューターの現状

オーラシューター魔法の修得者は星霜種族の間でも増え続けています。
海に逃れず大陸に残っていた種族、つまりオークパクタック経由で教わった者や、狭間の者との交流を介して教わった者など、習得経緯は様々です。人間は三種類の魔法を使えるので、わざわざオーラシューターを選ぶ者は多くないようですが。
現在、様々な種族の研鑽によっていくつかの新呪文が編み出されています。手足のみならず翼の動きも呪文に取り入れたフェンラン流呪文、水中で縦横無尽に泳ぐ動きを組み込んだテルミナス流呪文、躍動的で繊細な踊りを呪文に昇華したユニスロス流呪文など、各種族独特の呪文も存在します。

習得方法

師匠から弟子へ修行を通して体得します。この点ではソーサラーと似ており、プリーストシャーマンのように自然発生的に身につけることはありません。このため、弟子から師匠へ、そのまた師匠へと系譜を辿っていけば、すべてのオーラシューターの系譜は「始祖の兄弟」に行き当たるとされています。ソーサラーと比べて、身に付けなければならない知識は少なく、特定の血を引いている必要もないため、習得は比較的容易です。

ダークシューター技能

プリーストに対するダークプリーストソーサラーに対するネクロマンサーのように、オーラシューターから派生した暗黒の魔法です。正式にはダークオーラシューターですが、略されてダークシューターと呼ばれるのが普通です。
深淵に下った「始祖の兄」が広めた魔法とされ、体内の"内なる生命力"を拡張することに重きが置かれています。
結果、修得者は膨張した生命力によって身体構造が変質し、高位の術者になるほど怪物じみた外見になっていくとされています。この特性のため、ダークシューターは一般社会に紛れ込むことが難しく、星霜社会ではダークプリースト以上に稀な存在です。

習得可能な種族

原理上、グラップラー技能のオーラマスターを習得できる種族であれば、オーラシューター技術を身に付けることができます。よってクラケットは習得不可能です。

オーラシューター技能のルール

基本ルール

  • オーラシューター技能は、XXXX点技能です。成長に必要な経験点、レベルの上限はXXXXに準じます。
  • オーラシューター魔法を使用できます。
  • オーラシューターが呪文に使用する言語は「五体言語」と呼ばれます。身振り手振りだけで構成された魔法言語です。
  • 発声が必要でないため、《ミュート》や《サイレンス》では妨害されません。
  • 呪文ごとに、自由でなければならない身体の部位が決まっています。詳細は別項を参照して下さい。
  • 装備制限があります。素早い体捌きを確保する必要があるため、筋力の半分(切り上げ)を超える防具を身に付けた状態では詠唱できません。
  • オーラシューター呪文で消費する精神力は、魔晶石で代用することができません。

詠唱ルール

詠唱部位一覧

詠唱部位解説
【片腕】左右どちらかの腕を自由に動かせ、なおかつその手が空いている必要があります。武器の扱いはシャーマン技能に準じます。
【両腕】両腕を自由に動かせ、なおかつ両手が空いている必要があります。指先の動きを制限しない「分類:拳」の武器は装備可能です。
【脚部】両足を自由に動かせる必要があります。「分類:靴」の武器を装備していても問題なく詠唱可能です。
【両翼】翼の動きが阻害されていない必要があります。PC種族ではフェンランガルハドラが該当します。
【尻尾】尾の動きが阻害されていない必要があります。PC種族ではテルミナスライグルが該当します。

詠唱の注意点

  • 複数の詠唱部位が指定されている場合、それら全ての条件を満たさないと呪文を使えません(例:【両腕】【脚部】、【両腕】【両翼】)
  • 詠唱部位を選択できる呪文もあります。その場合は術者が好きな箇所を選択してください(例:【片腕】または【尻尾】、【両腕】または【片腕】【尻尾】)
  • 【脚部】の呪文は「足場が悪いことによるペナルティ」を受けている間は詠唱できません。ただし、ペナルティが-1でもされていれば、通常通り詠唱できます。
  • 【脚部】【両翼】の呪文は転倒状態および水中では詠唱できません。ただし、ペナルティが半減または無効化されていれば、通常通り詠唱できます。
  • 【両翼】の呪文は飛行状態では詠唱できません。ただし、飛行状態でも詠唱可能と特記された呪文は詠唱できます。

オーラシューター魔法

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