ホーム > 北バルバロス
北バルバロス
- 知名度:12
- (セイラー、パイレーツは、必ず知っています)
歴史 †
設立と発展 †
北バルバロスの名が定着してきたのは、大いなる揺りかごの時代(ルトビア)の後期です。人の子らは、ガルクランとそれに従う者によって海に追われました。その時たどり着いた場所の1つがここ、北バルバロスだったのです。
北バルバロスには凶悪なモンスターが住み着いていましたが、そのモンスターを打ち倒し、古代船『フリーオン』が発見されたことで、北バルバロスはその勢力を大きく拡大することになります。その時、そのモンスターを打ち払った男の名が、大海賊バルバロスだったのだそうです。
バルバロスが亡くなってからは、北バルバロスは海賊たちの自由都市として独自に発展していきました。北バルバロス、そしてアルケナル海域にあるフリーオンは、大海賊バルバロスの義と遺訓を守っており、未知の海域や様々な遺産を星霜の手に取り戻してきました。レングラートとラクナウ間の交易路が今のように発展したのも、彼ら北バルバロスの海賊たちの力が大きかったと言われています。特に、100年ほど前、レイオンと新たな海賊たちが南バルバロスを建設してからは、深淵とすらつながりがあり、血なまぐさく欲望のままに動く南バルバロスの海賊たちに対抗して、いわば義賊としての立ち位置を強めています。
南バルバロスとの闘い †
100年ほど前に南バルバロスが出来てからは、北と南の海賊同士で激しい戦いが幾度も繰り広げられました。南バルバロスがこの世の悪を一身に集めたような存在になればなるほど、北バルバロスはスパイス航路の重要な港となり、そこを通る船団と航路を庇護する重要な存在となりました。
もちろん、それはただの体の良い傭兵にすぎないと思う海賊もおり、それを潔しとしない大海賊たちが北バルバロスからほぼ離れて、バルバロスの遺訓を胸に世界の海に散らばったりもしていたようです。
とはいえ、南バルバロスとの戦いで、北バルバロスは発展を続けていきました。南原バルバロスを支配したレイオンが死に、邪竜騒動(神器騒動)で南の大海賊たちが死に絶えて、主敵は大きく力を減じましたが、その後もなお、その力は陰ることなく海にその名をとどろかせています。
刻印戦争:衰亡の時 †
北バルバロスは、バルバロスの遺訓を守り、そして南バルバロスとの闘いを優位にするべく、バルバロスの遺産を使って、傘下の多くの海賊たちの動向を把握していました。そのアイテムを管理しているものは「ナビゲーター(水先案内人)」と呼ばれていますが、刻印戦争中、その者がメタモルスの手に落ちてしまいます。
メタモルスは、(おそらく南バルバロスの力も借りて)北バルバロスの海賊たちと船の多くを乗っ取り、刻印戦争:双魚宮の通商破壊作戦を実行します。
この奪われた戦力は、メギアス洋上で行われたアーベ連合艦隊との戦いで壊滅しましたが、北バルバロスが多くの海賊と船を失った事実は変わりません。しかもその刻印戦争中に、南バルバロスの大海賊『花の海竜』レイラが北バルバロスの海賊たちに攻撃を仕掛けて撃滅したことで、北バルバロスの力はさらに減じています。
そのため、この海域でのパワーバランスは崩れはじめています。
特徴 †
バルバロス諸島の海賊の海に面した港街。それがこの、古の海賊船長、バルバロスの意志を継ぐ海賊都市です。荒くれの海賊たちが支配権を握っていますが、街は混沌としたものではなく、それが逆に活気となって街が栄えています。街には普通の商人も出入りしており、特に東の香料国家ラクナウから取り寄せる珍しい品物はここでよく取引がされます。特に、4年に1度、自由都市フリーオンがここに入港する際は、停泊している1か月間は街中総出でお祭りとなります。
この街の掟はバルバロスが残した教え、『仲間の物を勝手に盗むべからず』であり、この掟を破った者には、他の海賊からの制裁が待っています。もちろん、ケンカ程度であればよくあることでしょう。また、この街に流れついた者から金銭を掠め取るのも禁止されています。こういう方針だからか、この町にはシーフギルドは存在しません。
町を支配するのはここを母港とする大海賊たちの評議会で、裁判もこの評議会が行っています。
特徴 †
北バルバロスの海賊 †
北バルバロスの海賊もこの海域の内外で海賊行為を行いますが、彼らがこの海域で動くのは、主に南バルバロスの海賊との衝突です。南バルバロスの海賊は香料国家ラクナウからの貿易船や、ウォール諸島からの貿易船などを襲うため、その収入を失わないようにするために海賊たちは必須なのです。また、古の海賊船長バルバロスが残したお宝を手に入れようと目論む、冒険者まがいの海賊もそれなりにいるようです。
名所 †
人物 †
セッションソース †
(未記載)
関連カテゴリ †
このページのURL: