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パンターム のバックアップ(No.1)


『流れ着くものの街』パンターム

最大の特徴は街の構造。パンタームの町は湿原と暗礁に囲まれた地盤の悪い土地の上にあるのですが、無数の廃をその上に沈め、足場とすることによって広い土地を確保しています。
これらのはかつてサウス砦周辺で起こった、ドラグ・ウォーロード率いるガルクランとの大戦で傷つき沈みかけた軍や輸送です。
そのためその名残として街のあちこちにのマストが林立しており、地面を掘るとかつての甲板が顔を覗かせます。
大戦の際、舵や帆を失い川に流されたが河口付近に漂着し、そこを商人や旅人が休憩所として利用しはじめたことからこの街が始まりました。
街ができてからもサウス大河でギルマンマーシュマンに襲われて壊れたなどがこの街に捨てられるなどして街の範囲は更に広がりつつあります。

歴史

(未記載)

特徴

名所

パンターム外港-浅瀬

パンターム周辺の海は遠浅で大型舶は街に停泊することができないため、大型は岸からやや離れた小島に造られた外港に停泊します。
外港とパンターム市内の間の浅瀬地帯はレッサーヒッポを利用して人や物品を運搬します。
また干潮時には浅瀬は完全に陸地となるため、海底に築かれた道を直接馬車が行き来することもできます。
面倒な構造ですが、この浅瀬地帯に護られているおかげでパンタームの町は海賊による襲撃がほとんどありません。
ただし週に一度の干潮時は海賊が狙ってくる時もあるため、その間は港周りの警備が強化されます。

また外港から離れた浅瀬地帯はレッサーヒッポが放牧されており、養殖が盛んに行われています。
元々レッサーヒッポの飼育技術は隣国リューンスの獣使いからもたらされたものですが、栄養分に富んだサウス大河河口の汽水域は餌である魚や海藻が豊富であり、レッサーヒッポを育てるのにとても都合がいいのです。
レッサーヒッポの養殖はパンタームを代表する産業であり、ここで育てられたレッサーヒッポサウス砦ルアーブルなどにも輸出されます。

ミステールの大神殿

ミステールとはかつてサウス砦を守ったクオ=ルート神官戦士で、彼女がサウス砦を訪れた際ドラグ・ウォーロード率いるガルクランの大軍勢がサウス砦を襲いました。
ミステール自身はドラグ・ウォーロードとの決闘の果てに相討ちし、主をなくしたそのは他のと同様にパンタームに流れ着きました。
しかし激しい戦いにも関わらずこののマストは穴ひとつ空くことがなかったため、英雄の一人として数えられるようになったミステールの威名とともにこのにはクオ=ルートの加護があるとして各地に話が広まり、
以降このは「海に浮かばないが神官が常にいる唯一のクオ=ルート神殿」としてこの町の名所になります。
なぜならこのの主であるミステールは亡くなっていますが、彼女との加護を求めて各地のクオ=ルート神官がやってきてここに泊まるため実質的にいつでも神官が存在する場所として重宝されているからです。
ここにやってきたクオ=ルート神官は自分ののマストを洗った後大神殿に掲げて干し、クオ=ルートの加護をもらうという習わしがあり、マストが乾くまで神官がとどまるのです。
なお、神官でなくともを持つ者ならば自分ののマストを同じように干そうとしますが神殿のマストは優先的に干すスペースを譲る、というのが暗黙の了解となっています。
このためこの場所はクオ=ルート神官信者たちの出入りが激しく、彼らが集まって各地の海の情報を交換する場所としても利用されています。

パンタームの川賊ギルド

パンタームにはルアーブルでいう海ギルド、陸ギルドにあたる盗賊ギルドはなく代わりに川賊ギルドというものがあります。
基本的には他の町のシーフギルドと変わりはありませんが、パンターム川賊ギルドの構成員はルアーブルの陸・海ギルドの元構成員が多く、両ギルドとの確執が根強くあります。
ギルドの規模もトリュアートキャスパールに次いでアーベ公国でも3番目の規模をほこっています。(ただし大きさはトリュアート(キャスパール)を10とするとパンタームギルドは3〜4といったぐらい)
支配領域が離れているため表だってルアーブルの両ギルドと争うことはありませんが、万が一キャラクターがルアーブルの両ギルドの構成員とばれた場合は川賊ギルドに因縁をふっかけられる危険性はあります。

ルアーブルの陸・海ギルドとかかわりを持つPCはパンターム川賊ギルドでの情報収集は難しいですが、陸・海ギルドは川賊ギルドの動向を監視するため密偵をこの町に派遣しています。
ギルドの正規メンバーならば密偵とつなぎをとって彼らから情報を得ることが可能となります。

犯行の手法はギルマンマーシュマンと商が争っている間に漁夫の利を得ようとしたり、
狙った商を目立たない暗礁におびき寄せて座礁させたりなど知恵をきかせたものが多く、ギルドの場所も週ごとに位置を変えたりなど慎重な肌を持っています。
またサウス湿原で多く採取できる毒物を巧みに利用することでも知られ、暗殺用、戦闘用は勿論、襲撃に眠り草の煙幕を使ったり、捕えた相手を拷問・脅迫するときにも毒物を使います。
支配領域が離れている割にルアーブルの両ギルドから警戒されるのはこの特徴のためでもあります。

なお、犯行手法自体は悪質ですが、彼らは表社会を極端に混乱に陥れることを嫌います。(どんな犯罪もほどほどの程度で終わらせる)
なぜならパンタームの治安を悪化させすぎるとサウス砦の補給や戦力にも影響が出てしまい、やりすぎれば深淵勢力の侵攻を招いてしまうという危惧をギルド長がもっているからです。

サウス湿原

パンタームから東部にかけて広がる湿原です。
詳しくはサウス湿原の項を参照

人物

人物名

  • 役職:役職などがあれば、1行で記載
  • 属性:種族、性別、年齢などを1行で記載
  • 説明文を記載。改行OK。

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