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神器騒動 のバックアップ(No.5)
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- 1 (2014-03-07 (金) 00:47:06)
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- 5 (2014-03-08 (土) 19:39:03)
神器騒動とは、アーベ公国歴104年のクオ=ルートの月~アグ=ヴァの月~アグラ=イヴァナの月に起きた、レングラート地方を揺るがす大事件です。とはいえ、この騒動の全体像を知るものはごくわずかです。一般的には、ルアーブルの広範な地域が破壊された「邪竜騒動」という事件で知られています。
歴史「神器騒動と邪竜騒動」 †
邪竜騒動 †
邪竜騒動とは、アーベ公国歴104年のアグ=ヴァの月第5グルーンに起きた事件です。
神話にも歌われているガラクヴァの邪竜と呼ばれる存在がケルおよびルアーブルを襲い、多大な被害を与えました。
ケルにある大灯台に降り立った邪竜が、ホエールポート、ドルフィンポート、シャークポートの3つの港及び港近隣を破壊し、ルアーブルの都市機能を窮地に陥れましたが、勇敢なる冒険者達の活躍により、邪竜は退治されました。
詳細は「邪竜騒動」を参考のこと。
神器騒動 †
- 知識判定15で、この項目の情報を知ることが出来ます。
神器騒動とは、ナインズの9つの神器をめぐる争奪戦です。
この9つの神器を集めると、空を自在に飛べる「天駆ける船」という、〈人〉が造りし船になると言われています。また、それぞれの神器は、単体でも極めて強力な力を備えているため、その力を手中にするため、様々な勢力が争奪に動きました。
現在知られているところでは、それらの神器は神々の手によって地上から失われ、いずれ再び人の世界に戻ってくると言われています。
9つの神器について †
- アル=グラムの光の珠
- アル=グラムの光を湛えたこの宝珠は、人々に希望をもたらすと言われています。また、デーモンなど異界の存在や、特にアタナトイとペトラに対して、極めて強力な力を発揮すると言われています。アルケナル帝国皇帝が所持していた秘宝の一つでしたが、帝国崩壊とともに所在不明となりました。深淵の手に落ちていましたが、冒険者たちが奪還したと言われています。
- レ=ティオンの羅針盤
- ヘブンズロストにある「死の海」で長らく眠っていた神器です。空間を操作する力があると言われています。死の海を踏破した冒険者達によって回収されたと言われています。
- ヴァル=ノレルの鎧
- 装備するものはあらゆる魔法から守られ、強大な物理防御力を手に入れることができるという神器です。フェンタールが遺跡にて手に入れ、アーベ大公家の秘宝として守られていました。しかし、強力な犯罪者集団によって奪われ、それが神器騒動の一因となったと言われています。
- ト=テルタの帆
- 進む力を与えるというこの神器は、アルケナル帝国皇帝の秘宝の一つで、かの帝国分離の大儀式で使われたと言われています。それ以来長らく所在が不明でしたが、フリーオンの海賊によって発見されました。
- クオ=ルートの翼
- 空を飛ぶ力を与えるという神器です。冒険者達によって発見され回収されました。
- アグ=ヴァの舵
- アルケナル帝国皇帝の秘宝で、かの帝国分離の大儀式では、中心的な役割を果たしたと言われています。意思を束ね高めるというこの神器は、膨大な魔力を使用者に与えると言われています。
- アグラ=イヴァナの碇
- あらゆるものを大地に繋ぎ止めるという神器で、戦いにおいては、敵の動きを抑圧し、味方の不屈の力を高めると言われています。アルケナル帝国皇帝の秘宝でしたが、ラッタウに保管されていたため、帝国滅亡とともに深淵の手に落ち、失われました。
- ソル=パルの航海日誌
- ソル=パルその人がはじめのページを記したといわれるこの神器は、その所有者が記したものを実態のある幻として呼び覚ます効果があると言われています。この白き本の所有者は時代によってかわり、アルケナルの初代皇帝や、『大海賊』バルバロス、『大歴史家』クアードゥスなどが、この本に日記を記したと言われています。長らく海賊の手にありましたが、冒険者によって奪還されました。
- ティガ=タルナの竜骨
- 遺跡の中に眠っていた神器で、その真の力は知られていません。
神器騒動の結果 †
神器騒動は、その内実を知るものは極めて少ないですが、レングラートの歴史に大きな足跡を記しました。
以下は、この騒動と時を同じくして、レングラートで起きた様々な事件の一覧です。この幾つかまたは全てが、神器騒動に関係していると言われていますが、定かではありません。
- 帝国首都の探索
- かつてのアルケナル帝国の首都『永遠の都』。今ではエンペラーズロスト海の底に沈んだその港に通じる移動装置が発見され、冒険者たちがその都を探索したと言われています。これにより、失われた歴史の一部が再発見されたようです。
- 「アルカナ」の壊滅
- 著名なアウトロー集団「アルカナ」がこの時期を境に活動をやめました。大公の秘宝に手を出したため、冒険者たちによって退治され、壊滅したと言われています。
- 海賊の決戦
- 南バルバロスとフリーオンの海賊が争った大海戦です。理由は不明ですが、その時期、フリーオンの動力が止まっていたと噂され、南バルバロスの海賊たちがそれを狙ったと言われています。この大海戦の結果、南バルバロスの「七海賊」と呼ばれた大海賊は、『煉獄鳥』以外の全員が死に絶え、レングラートの海を荒らしていた南バルバロスの力は大きく失われました。
- ラッタウの隕石雨
- 深淵の都「ラッタウ」とその周辺に流星雨が降り注ぎ、深淵勢力に甚大な被害が出たと言われています。ですが、深淵の都での出来事のため、詳細は不明です。
- 邪竜騒動
- ルアーブルを邪竜が襲い、多数の被害が出ました。詳細は邪竜騒動を参考のこと。
- フェルスターンの発見
- 空中大陸ハーフェンにある都「フェルスターン」が発見されました。アーベ大公の息子と、フェルスターン領主ザールが娘との間に結婚予約が取り交わされ、極めて限定的ながら、地上と空の交流が始まっています。
真相「キャンペーン『失われた世界』」 †
- このパートは書きかけです。
- このパートは、PL用情報です。セージチェックではわかりません。
主要な登場人物 †
- アーベ大公アルベトロ・フェンタール
- アーベ公国を治める現在の大公。大公家が代々秘蔵していた神器『ヴァル=ノレルの鎧』がアルカナに奪われたため、その奪還を冒険者に命じる。
そして、『ヴァル=ノレルの鎧』が無事回収された後、大方の予想に反して、『天駆ける船』のために神器を提供。地上征服を狙っているというザールの暗殺がその目的であり、自分の息子ベインは、実はザールの息子で、ザールのために動いていることなどを一部の冒険者に明らかにする。 - ベイン・フェンタール
- アーベ大公アルベトロの息子で、10歳位の天使のような笑顔の少年。自分付きの執事であるアルフレッドを引き連れ、海の底に沈んだ帝国首都『永遠の都』の探索に同行することと、神器『アグ=ヴァの舵』の入手を冒険者に依頼する。実際には、ベインはザールの息子であり、ナインズの神器回収を狙うザールの命により、行動している。
また、ザールによって、強力な「魅了の笑顔」の魔力を付与されており、その笑顔を向けられた相手は、ベインの意のままに行動する。それも、自ら望んで自発的に。 - ザール・アウザストラ
- ハーフェンにある都「フェルスターン」の評議会議長であり、実質的な空の領主。ルーンマスターの天賦の才を持つ彼は、アルケナル帝国滅亡後、星霜と深淵を通して初めて誕生した10レベルソーサラーである。
彼がナインズの神器を集めているのは、神器と自身の魔術により深淵世界を粉砕するためだった。そのために、息子であるベインに命じて、神器の収集を行わせている。 - ミュールストロフ
- 『指し手』と呼ばれる異能のレイブン・ロードであり、ラッタウにいるこの方面での最高位のレイブン、セレスライトの副官。深淵にとって脅威となるザールを抹殺すべく、今回の「神器騒動」を計画立案。アルカナなどを自在に動かして、その計画を進めている。
- ネルファロス
- 強力なアタナトイ・ロード。アーベ大公が「新しき友」と呼ぶ彼は、深淵でありながら、星霜に様々な支援・示唆を与えている。
- シムキン
- 一部で〈人〉と噂される青年。誰もが知る道化のような男だが、強力な魔法をたまに使い、皮肉とおちょくりの中に重大なしさを埋め込んで提供する。アーベ大公が「古き友」と呼ぶ存在。