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SandBox/サウス合宿 のバックアップ(No.15)


  • てく。GMの「サウス合宿」を纏めたページです。

サウス合宿とは


今回の依頼だが、簡単に言えば、2週間ほどサウス騎士団で働いてもらうという内容だ。よろしく頼むぞ、二等兵たちよ。

サウス合宿とは、浮雲の碇亭冒険者たちが、期間限定(2週間程度)で、サウス騎士団の正式な兵士となることです。二等兵として騎士団の小隊に所属し、深淵との戦いを始め様々な任務に従事します。

サウス騎士団サウス砦

サウス砦は、ノース砦とともに、アーベ公国の大陸にある東の国境を守る大規模な要塞です。そのサウス砦に詰め、砦と周辺を守るのがサウス騎士団です。

サウス騎士団の組織体系


アーベ公国には6つの主要な騎士団がある。近衛騎士団ルアーブルに居て大陸領土を守るアーベ騎士団、大陸国境を守るサウス騎士団ノース騎士団ガルファード騎士団、そして海軍だ。そのうちの一つ、サウス騎士団には5つの師団があり、それぞれ騎士隊長が指揮している。

5つの師団

サウス騎士団は、5つの師団に別れます。第1師団は騎士団長直属で、第2~第5はそれぞれ師団長(騎士隊長)が統率し、担当領域の防衛などの任務を行っています。

第1師団
騎士団長直属の部隊です。ルーンマスター(ソーサラーシャーマンプリースト)やスリンガーなど、多彩な才能を持つものたちが多数います。
第2師団
サウス砦からみて南側が担当領域です。アーファスの盾(山脈)やサウス湿原南にある平野・開拓村の防衛などを担当しています。
第3師団
サウス砦からみて北側が担当領域です。サウス砦の周囲および英雄の頂方面、ノース砦との間にある平野・開拓村の防衛などを担当しています。
第4師団
サウスファニュール川、デルタ、サウス湿原を担当しています。海軍出身者が多い、水に慣れた部隊です。
第5師団
遊撃を担当する部隊です。

騎士団の階級


浮遊石で降りてきた少尉様には、まずは洗礼を御見舞することにしている。

レングラートアルケナル地方の軍・騎士団では「将>佐>尉>曹>兵」というアルケナル帝国時代から続く軍階級が採用されています。この階級は複数の部隊や軍(騎士団)で任務を行う際に、または組織内において、指揮系統を一本化しやすいという利点があります。
なお、騎士だからといって必ず階級が得られるというわけでなく、指揮官に向かないと判断された騎士たちは、上等兵扱いで騎兵隊の一員となります。

【将】上級大将、大将、中将、少将、准将
騎士団長、師団長の地位です。なお、サウス騎士団のエルンスト騎士団長は中将ですので、サウス騎士団に大将位はいません(ノース騎士団のガリバルディ団長は大将です)。また、ボードワン第5師団長は大佐です。
【佐】大佐、中佐、少佐、(准佐)
上級騎士として複数の部隊(中隊、大隊)を統括します。
【尉】大尉、中尉、少尉、(准尉)
主に一つまたは複数の小隊を指揮する現場指揮官の中級騎士たちです。なお、貴族出身のエリート騎士は小隊長として少尉の地位から始まります。
【曹】先任軍曹、軍曹、(准曹)
兵士たちを束ねる存在で、軍の背骨と呼ばれるほど重要な者たちです。歴戦の叩き上げが選ばれます。なお軍曹たちを束ねる軍曹は先任軍曹と呼ばれます。また、一時的に下士官として兵たちを取りまとめる者を、准曹と呼ぶことがあります。
【兵】上等兵、一等兵、二等兵 
一般兵たちです。

人物

将官

エルンスト騎士団

サウス騎士団を率いる団長エルンスト・サーギュネス・バロンボルトは、アーベ公国の古都ガルファードの大貴族バロンボルト侯爵家の直系です。まだ20代後半の弱冠ながら、極めて優秀な司令官として知られています。

アンドリュー第2師団長

『高い柔軟性と機動性をもって』が口癖だと言われています。なお(以下略)

ファン・カルロ第4師団長

  • 役職:サウス騎士団 第4師団長/准将 元伯爵
  • 属性:人間、男、50頃
  • 外見:パイプが似合う渋い男。グレーの髪。

ファン・カルロ・ブリスティク・デ・ラ・ドラマルクは、名門貴族の「元」当主です。ドラマルク伯爵家は交易を生業とする貴族家で、ファン・カルロも若い頃から海を股にかけて商団を指揮していました。
しかし邪竜騒動をきっかけに伯爵位を息子に譲り軍隊に転身。海軍で活躍したあと、より深淵の脅威が濃いサウス騎士団への異動を求め、現在ではサウスファニュールとデルタを守る第4軍の師団長として働いています。

ボードワン第5師団長

・役職:サウス騎士団 第5師団長/大佐
・属性:人間、男、20歳後半
・外見:歴戦の戦士風の青年。髪がワイルドに逆立っている。

サウス騎士団第5師団の師団長。エルンスト騎士団長の就任時に登用され今の地位に付きました。騎士団長の腹心と見なされています。以前の経歴は不明ですが、エルンスト団長の元従士か、バロンボルト家に縁がある何処かの貴族・元貴族の子弟だと言われています。

佐官(上級騎士

グラシエル大佐

・役職:サウス騎士団 第3師団 先任大隊長
・属性:人間、女、20代
・外見:金髪の長いストレートヘア、豊かな胸、美人。

第3師団を実質的に統率している先任大隊長です。女性であり、しかもこの若さで先任大隊長になっただけあり、大変頭が切れ、胆力と武力に優れています。氷鉄の女と呼ぶ者もいるそうで、規律に大変厳しいともいわれています。

ペイナード中佐

・役職:サウス騎士団 第5師団 参謀/先任中佐
・属性:人間、男、40代
・外見:眠たげなまぶたのおっさん。ポマードでしっかりオールバックに固めた黒髪。いつもタバコを吸ってる。
・口調:一人称は「僕」。語尾は だなぁ など、端々にオヤジ臭さが出る。

第5師団に長く勤める部隊長です。何事にもほどほどに手を抜く飄々としたオヤジですが、砦の表も裏も熟知していると言われています。その為、第5師団の実質的な運営を任されているとも。

ネアン少佐

・役職:サウス騎士団 第2師団 参謀
・属性:人間、男、30頃
・外見:堂々たる佇まいの、才気あふれる青年。

第2師団長アンドリュー少将の一門で、彼の参謀を務めています。様々なボードゲーム、カードゲームには滅法強く、彼の作戦立案は一見素晴らしい戦果を約束するものに見えます。とはいえそれは机上の空論であり、兵の犠牲を顧みないものばかりなのですが…。

尉官(中級騎士

サンカトゥール大尉

・役職:サウス騎士団 第5師団→第2師団出向→第5師団/中尉→大尉
・属性:人間、男、30才前半
・外見:整えたヒゲを持つ。なお紅茶が好き。
・口調:一人称は「私」。部下に対しても、ですます調の丁寧な口調を崩さない。

サンカトゥール・ド・トゥールーズは、貴族家の長男で、箔をつけるためにベルアダームに送り込まれました。とはいえ箔をつけるためだけが目的なので、最前線から遠く離れた後方が任地で、主に補給や兵の募集・管理などを担当していました。しかし、そこで軍隊運用や軍隊のあり方についての様々な提言をまとめた本をかき、これがエルンスト団長の目に止まり、サウス騎士団に招聘されたのです。
サウス騎士団では第5所属で実戦指揮経験を積み、最近、一時的に第2師団へ異動しています(その後、深淵の森除去作戦の功績で大尉に昇進し、第5に復帰)。

メルート中尉

・役職:サウス騎士団 第5師団→第1師団→第4師団/少尉→中尉
・属性:人間、男、20才
・外見:ゆるく縮れた髪の優男
・口調:一人称はあまり使わない。上官に対しては「自分」。素は結構タメ口歓迎な若者。

メルート・オルシーニは貴族家の5男で、社交界で当てもなく過ごしていた青年でした。しかし、家長の命により突如サウス騎士団に入団させられます。遊び好きな普通の若者としての面も散見されますが、任務に対しては真摯で、部隊が少しでも安全に戦えるよう寝ずに文献を調べたり作戦を考えるのが常です。
元は第5所属ですが、第2の部隊を援護した際、若者らしい遠慮ない発言で第2から不評を買い、エルンスト団長の直属に。その後、第1での幾つかの活躍し、第4師団に送られました。なお弓は苦手。その後、深淵の森除去作戦の功績で中尉に昇進。

言語:古語(会話・読解)、下位ガルクラン語、上位ガルクラン語(会話・読解)

その他

ブリトン大尉
第2師団所属/人間、男、40代/たいへん横に肥えた巨漢
ブリトン大尉は、昼行燈と呼ばれ、ただ食って寝ることだけにしか興味がないと思われていた人物です。しかし、それは能ある鷹は爪隠すの例で、実際には才能を隠していたようです。その真の能力を見抜いていたエルンスト騎士団長の抜擢で、深淵の森除去作戦においては第2・第4の選抜部隊を統率。危なげなくパスツェルの除去に成功するなど、実力を発揮しています。
ウィルビン大尉
第2師団所属。いささか薄気味悪い雰囲気を漂わす男です。アンドリュー少将によって最近任官されたそうで、素性などは不明です。
サーベイト大尉(除隊)
家の力に物を言わせて、他の騎士団で安全に階級を上げて、華々しくサウスデビュー。第5師団の小隊を任された男です。ここで適当な戦果を上げて佐官(上級騎士)に昇格するはずが、演習中の大失態で解任されました。なお彼が実戦を指揮したのはわずか1回ながら、無謀な突出により戦死者1名、重傷者・負傷者多数を出すなど、無能と言わざるをえない人物でした。

軍曹・兵士

第5師団

ドルク先任軍曹
第5師団の先任軍曹の一人でペイナード中佐の下についています。短く刈り込まれた灰色の髪とヒゲが特徴の、軍隊生活も長い大ベテランで、何人もの軍曹を育ててきました。
アッシュ軍曹
第5師団の軍曹の一人です。20台後半の叩き上げで、軍曹になって2年。遠慮なく腹パン鉄拳制裁をします。俗に「サウス合宿」と呼ばれる冒険者入隊案件において、その受け入れと鍛錬を担当することが多くあります。今はサンカトゥール中尉のサポートで第2に異動しています。その後、深淵の森にかかわる作戦でダメージを受け、一時離脱。現在はエルンスト団長の元で復帰しています。

◆第7小隊


「 ツヴァイだぜ 」「 フィーだぜ 」「 フェンだぜ 」「 ゼクスだぜ 」「 ズィーブだぜ 」「 アハトだぜ 」「 ノインだぜ 」

  • 第5師団第7小隊 指揮官:メルート少尉(1,2,3)→サーベイト大尉(4)→サンカトゥール中尉(5,6)→ペイナード中佐(8,9)
  • ドライ:サーベイト大尉の指揮で戦死。二階級特進で上等兵に。
  • ツヴァイ:小隊のメンバーたちをまとめるしっかり者。
  • フィー:元料理人。諸々不運なことがあって店を潰して今に至る。とはいえ調理イップスで、最近まで料理は作りませんでした。ドライの死をきっかけに立ち直り、今はまた店を出すのが夢。
  • フェン:惚れっぽい。商売女に惚れてその後を追って除隊したことも。
  • ゼクス:孤児院出身。超寡黙な男。
  • ズィーブ:元狩人。今は斥候として働いている。料理は激マズ。
  • アハト:フィーに次いで料理がうまい。フィーが本気出すまではアハトが一番美味い料理を作ってました。
  • ノイン:孤児院出身。果てしなく喋るムードメイカー。

第4師団

クアレン軍曹
第4師団所属。メルート少尉が指揮する部隊の軍曹です。元は第2におり、規律には人一倍厳しい。海軍出身者が多く自由闊達な気風が濃い第4ではやや浮いた存在ではあります。

◆第12小隊


「 ハッ。ウノ二等兵です! 」「 ドス 」「 ドゥレス! 」「 クアトロ! 」「 スィン! 」「 セイス! 」「 イエーテ! 」

  • 第4師団第12小隊 指揮官:メルート少尉(7)

第2師団

◆第17小隊


「 エヌ一等兵です 」「 ドゥ 」「 ドロー 」「 クアトル 」「 サンク 」「 シス 」「 セット 」

  • 第2師団第17小隊 指揮官:サンカトゥール中尉(9)
  • クアトル、サンク:斥候。
  • セット:伝令。

その他

サルドゥラ騎士団
イドを拠点とし、周辺の貴族家が運用する小規模な騎士団。メルフィーロ伯爵家が中心となっている。騎士団長はメルフィーロ子爵(伯爵の後継息子)。メルフィーロ伯爵家は第2師団長のアンドリュー少将と血縁関係にあり、第2の何人かの士官はこのサルドゥラ騎士団出身らしい。

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