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戦侯領ベルアダーム

アル=グラムの剣』戦侯領ベルアダーム

アルケナル十諸国の一つ。国境の東と南側に大城壁を築き上げ、さらに東にある深淵の都ラッタウ深淵の森からの侵攻を食い止める役割を持つ国です。
冒険者によって建国されたベルアダームは、常に深淵勢力との戦いを続けている前線であり、アルケナル十諸国の壁となる国です。そのため常に多くの戦力を集めるために冒険者が滞在しやすいような政策をとっています。

例えば、冒険者傭兵、戦士などの社会的地位は高く、人々からの信頼も厚いです。冒険者が長期滞在できる施設も、国が数多く設立しています。それら施設では必要最低限の食と衣も提供され、まあ食いっぱぐれないでしょう。もちろん、深淵と戦う役割を求められてるわけですし、その役割を果たさないなら丁重にご退出させられるわけですが。贅沢がしたい場合は、それらの冒険者は積極的に国に従って、成果を挙げなくてはなりません。

歴史 Edit

アルケナル帝国滅亡後、その残骸をすべて叩き潰すべく、ガルクランの大軍団が大草原に迫ってきました。彼らは瞬く間に海の森まで迫り、森に住むサハギンギルマンの氏族を取り込みながらついに、今のアルケナル十諸国の最西端ローハルトにまで攻め寄せます。
海軍主体のローハルト軍はガルクランの陸からの攻勢に頭を痛め、とうとう首都を包囲されます。

諸国からの援軍もレイブンの策で足止めを食らい、進軍が進まぬ中、誰もがあきらめたその時現れたのは『ローハルト航海王の鞘』(詳しくはローハルト航海王国の項にて)を持った1人の冒険者でした。
その名をユバンスといい、彼は諸島各地で名を轟かせる、当時随一の冒険者でした。彼はアル=グラム神官戦士で彼に従った大勢の冒険者とともにローハルトを救いました。ユバンスはその後、到着した諸侯国の援軍と合流し、彼らとともに海の森や大草原深淵から解放しながら東に進軍しました。

ユバンスはその昔航海王から鞘を手渡され、「お前は王の器ではないが、英雄の器である。我が国が危機に瀕した時はこれを携えて救済してほしい」ということ付けをもらったと自称しています。

その後、ユバンス率いる冒険者たち+諸侯国軍とガルクランの本営は現在の『決戦の沼』にて激しい会戦を行い、これに勝利しガルクラン勢力を一時的に弱体化させます。
しかし諸侯国側も被害や疲弊が激しく、彼らは一度自国に戻ってガルクランの再度の来襲に備えます。この戦いを『大決戦』と呼び、アルケナル帝国崩壊後のアルケナル地方最大のガルクランとの戦いであると位置づけられています。

このとき、大草原の東端に築き上げられた城壁と砦がベルアダームの基になりました。
ユバンスはこの活躍で、その砦と大草原に所領を与えられた『戦侯』という地位に任じられます。
これが戦侯領ベルアダームの始まりです。

特徴 Edit

地理 Edit

ベルアダーム.jpg

名所 Edit

大草原 Edit

戦侯領ベルアダームと他のアルケナル十諸侯国との間に広く開いた一面の平野地帯です。
詳細は大草原のページを参照してください。

人物 Edit

セッションソース Edit

この国では、深淵と戦うために、国が様々な仕事を提供しています。
冒険者が受けることができる主な仕事は、下記のようなものです。

大草原の哨戒
大草原にはベルアダームが放った10〜50人単位の幾つもの冒険者キャンプがあります。
彼らの役割は大草原に侵入した危険生物や深淵の撃退、深淵の森の発見報告、大草原に生える植物や動物の確保です。
また、国内の冒険者の居住区域が定員いっぱいになると国が強制的に冒険者キャンプを編成して哨戒に当たらせることがあります。(要するに体のいい追い出し)
深淵の森の浄化
大草原』などで発見報告を受けた深淵の森に対して国が冒険者を大勢雇い、森の除去、浄化をさせます。この作戦のリーダーは国が冒険者の実績(社会点、技能レベル、性格)に応じて決定します。
深淵討伐や、軍団戦闘を活用したセッションの都合にいいでしょう。
兵站(輸送)の確保
ベルアダームは他の諸侯国とは海と『海の森』で隔たれており、隔絶した地域になっています。
つまり必要とする物資を他国から供給するためには危険が多く伴います。
そのため常に物資の運搬のための護衛を募集しており、兵站や人員を安全に国へ運ぶ任務が冒険者の仕事となります。 |
街の治安の維持
冒険者が英雄視されるこの国ですが、大勢の冒険者が集まるゆえにたちの悪い冒険者も多く、トラブルが起こることもままあります。
そういった悪い冒険者冒険者以外の犯罪者を取り締まるのもまた冒険者なのです。
一定以上の社会貢献と信頼性が認められた冒険者が都市の治安維持にあてられます。

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