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アルケナル十諸国

概要 Edit

今から200年以上前に滅んだ大帝国『アルケナル帝国』の遺臣たちが、その帝国の残った領土に作った10の諸国です。これらは互いに同盟関係にあり、総称してアルケナル十諸侯国といわれます。
レングラート地方と、エンペラーズロスト海をつなぐ半島・諸島のうえにある、この地は、アルケナル帝国の滅亡とともに拡大した『深淵の森』にほど近い地域であり、彼らとの衝突が多かれ少なかれ常に行われています。

その歴史的経緯から、この一帯及び『エンペラーズロスト海』はアルケナル地方と呼ばれ、レングラート地方とは別となっています。

歴史 Edit

混乱が続く世界に、星霜の人々の前に、再び大いなる希望が現れました。それが、アルケナル帝国の初代皇帝といわれています。
古代図書館ネアムソグティヴァナの智慧を手に入れたという彼は、人々を統合し、光をもって深淵を大陸の奥深くに追い払い、今も伝説で知られる『光の大帝国アルケナル』を興したと言われています。

しかし、数百年続いた偉大なる帝国アルケナルも、次第に光が翳り、深淵の反攻が始まります。『深淵の森』と共に迫り寄せる深淵。その力は強く、アルケナルの軍は打ち倒され、都市と人々、そして豊かな土地は『深淵の森』に飲み込まれていきました。

アルケナルの最後の皇帝が、深淵に対抗するためとった最後の手段、それは自国の中心、『内陣』と呼ばれた帝国本土を大儀式によって大陸から切り離すことでした。
しかしそれは失敗し、帝国本土『内陣』は海の底深くに沈むことになりました。それが現在のエンペラーズロスト海です。

アルケナル十諸侯国は、その大破壊を生き延び、帝国北部のわずかに残された土地のアルケナルの遺児たちが、深淵に対抗するために新たに興した国々です。
彼らは、帝国崩壊後数十年して再び深淵が攻めてきたときに、『決戦の沼』にて決戦し、その領土と人々を守りぬくことに成功します。

十諸侯国は『大草原』西端と、海の森と三皇子の海峡の間にある『航海王の島』、三皇子の海峡の西側に広がる大きな島『遺産の大島』、そしてさらに南西で縦に細長く広がる『偉大なる谷(グランヴァレーズ)』に分布しています。

アルケナル十諸国 Edit

深淵の象徴たるガラクヴァに対抗する、という意味を込めてそれぞれの国には九大神を二つ名に冠しています。(エルフなど精霊信仰中心のフォレストフォートレスにはないですが)
神の名はその土地の特色に合わせた者が多いですが、関係ないものもあります。

アルケナル十諸国.jpg

大草原 Edit

アル=グラムの剣』戦侯領ベルアダーム Edit

大草原の西端に大城壁を築き上げ、東からの深淵の侵攻を食い止める役割を持つ国です。
冒険者によって建国されたベルアダームは、常に深淵勢力との戦いを続けている前線であり、十諸侯国の壁となる国です。そのため常に多くの戦力を集めるために冒険者が滞在しやすいような政策をとっています。
例えば、冒険者傭兵、戦士などの社会的地位は高く、人々からの信頼も厚いです。冒険者が長期滞在できる施設も、国が数多く設立しています。

航海王の島 Edit

『神なき者たちの砦』フォレストフォートレス Edit

海の森の入り口にある、密集した巨木の壁に囲まれた都市国家です。ジェルクエルフの古老がこの町を収めており、ジェルクエルフのほかに人間セファイトエルフハーフエルフライグルパクタックなどの森や水域に住む種族が混在して住んでいます。
この町は海の森の各地に散らばる星霜側の種族への案内所であり、総合的な拠点です。年に一度森の各支族長がここへ集まって森の方針の取り決めや問題解決をはかる会議を行います。

クオ=ルートの港』ローハルト航海王国 Edit

アルケナルの皇子の一人、航海王の称号を持つローハルト皇子が興した国です。海の森と三皇子の海峡の間の島(航海王の島)の山岳部を除く地域を統治しています。
アルケナル時代から大きな港があり、帝国全盛期にはレングラートの多くの諸島に対する玄関口でした。そのため、優秀な乗りを育てる伝統、高い造技術があり、未だに十諸侯中最大の海軍力を持っています。

ヴァル=ノレルの庭』シルフェルム辺境伯国 Edit

航海王の島南部にある、『エンペラーズ・ロスト』海に面する小国です。
山脈に沿った猫の額ほどの、わずかな平野と山地を治めており、深い森と岩肌に包まれた山々からは、時折ウィスプの神秘的な燐光が浮かぶ景色が見られます。
山岳地帯の奥にはフェアリー種の里があり、そこでは他では見られない七色の草花が生い茂っています。また、シルフェルムではレインボースパイダーという大蜘蛛を家畜として飼育するのが盛んで、この蜘蛛から他では手に入らない絢爛な色彩の糸が採れます。

三皇子の海峡 Edit

ト=テルタの岬』イスターク市国 Edit

『三皇子の海峡』の島にある都市国家がイスタークです。十諸侯国最大の交通の要衝であり、アルケナル地方最大の商業都市として知られています。政治形態は有力商人たちによる合議制です。
交通の要衝で、陸路と海路が交差する場所でもあります。陸路としては、アルケナル帝国時代から続く大跳ね橋により、十諸侯国の東西を繋げる主要な陸路を維持しています。また、ヘテロトギル海と『エンペラーズロスト海』を南北に繋げる主要な海路となっています。

遺産の大島 Edit

アグラ=イヴァナの渚』エリンダム公国 Edit

国土の南半分がハイランド地方、北半分がローランド地方という二つの地方に分かれる国で、現在では十諸侯国の盟主です。
ローランドの8割が元々浅瀬や干潟であり、堤防と風車による干拓事業によって国土を増やしています。
十諸侯中最大の農業国であり、ローランドでは穀物の栽培が、ハイランドでは牧畜が盛んです。現在進行形で更なる干拓が行われており、海の開拓者の国として知られています。

ティガ=タルナの標』グロワーヌ大公国 Edit

かつてはアルケナル帝国で代々宰相を務めてきた名家グロワーヌ大公爵家の所領です。かつては大領地でしたが、帝国崩壊と共に海に大半が飲み込まれ、現在は十諸侯国の南西海岸部のごくわずかな土地しか残されていません。
この国には、『大海陵』と呼ばれる、海辺に位置するティガ・タルナの大神殿があります。海に沈んでしまったアルケナルの人々やアルケナル歴代皇帝、そしてガルクランとの戦いによって死んだ人々を悼み、弔うために築き上げた大墳墓です。弔いの儀式の炎が毎日欠かさず灯されています。

ソル=パルの館』ネアム侯国 Edit

『遺産の大島』と呼ばれる島の西岸にある都市国家です。
その町は海に沈んだ巨大な遺跡『古代図書館』の上に建っています。この遺跡はなんとソグティヴァナ時代の遺跡とされており、アルケナル帝国はこの遺跡から発掘した石版から古代の技術を得たといわれてます。
領主のネアム侯爵家は学者の家系でもあり、代々この古代図書館を守護・管理する役目を担っています。そのため古代図書館の館長という呼び名で呼ばれることもあります。

アグ=ヴァの鎧』カイゼル騎士団領 Edit

遺産の大島南部に領地を持つ騎士団です。
アルケナル崩壊を生き延びた皇帝直轄軍第七兵団を由来とし、十諸侯国で戦侯領と並ぶ最大戦力となっています。主に海側から十諸侯国に侵入するガルクランに対しての警戒を行っています。
俗に『兵士の国』と呼ばれるだけあって、教育が非常に厳しいことで知られており、中流階級以上は男女問わずに成人までに最低限の戦闘能力を叩き込まれるといわれています。

グランヴァレーズ山脈 Edit

レ=ティオンの宝』ドワーフ自治領パルガ侯国 Edit

帝国西端の海沿いに南北に長く伸びた大山脈、グランヴァレーズに住むドワーフたちの国です。山脈から採れる数十種類ともいわれる宝石を利用した工芸品や美術品作りが盛んであり、建築技術にも秀でています。
特にこの国の技術と素材を結集させた街並みは、アルケナル一美しいという評判でした。ですが、現在その姿は大山脈とは程遠い背の低い丘の島の端です。帝国崩壊時に都市パルガは海に沈み、鉱山の多くも海水に満たされてしまいました。現在は山頂部に新しい都市が再建され、旧都市に比べても見劣りしない石造りの美術都市となっています。

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