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SandBox/嵐の島 のバックアップ(No.36)


  • この設定は 本採用待ち/セッション利用目的 です。
  • 設定者:cf

このページは、エンファータキャンペーン「嵐の島」専用のコンテンツページです。

序幕

 ――冒険者達を前に、アーベ公国の『大公』アルベトロ=フェンタールは口を開いた。
「堅苦しい前置きは抜きにしよう。よく集まってくれた」
 言いながら、大公冒険者達を――君達を、その年老いつつも精悍な瞳で見つめる。
 何もかも見通すかのような眼光を持つ、このアーベを強力に纏め上げてきた、強き執政者の瞳だ。
「まずは、依頼の概要から話そう。 ――我々アーベ公国は、かの先文明時代の遺産である『港』を通り、この世界のどこにあるのかさえ定かではない『島』に、入植する。その支援を、冒険者でやって貰いたい」
 一区切り。大公は君達の反応をまず確認し、ゆっくりと続ける。
「期間は、最短で1日。最長で1週間ほどになるだろう。 ――そう、このグループだけではない。特に固定の枠を設けず、必要に応じて冒険者のグループを編成し、依頼を受けて『島』に行っては、依頼を達成次第、戻って報告してもらう」
 便利なものだ、と『港』の即時即応性に幾分かの羨望を滲ませつつ。
「この計画は、ハーフェンと共同で進められている。現地では、アーベ公国代表としてベインフェンタール。そしてハーフェン評議会員代表としてアトリー=アウザストラが君達の及ばない部分において指揮を取ることになっている。何かあれば、尋ねることもできるだろう」
 言って、一拍。
 大公は君達を見回して――立て続けに口を開く。
「何故そんなところに? 性急ではないか? ――そんな顔をしているな。疑問は分からないでもない」
 これを見てみたまえ、と大公は、自分の執務机の上から数枚の羊皮紙を手に取り、君達に手渡した。
 そこにあるのは、幾つかの数字の羅列。題は【ルアーブルおよびガルファードの人口予想】とある。最後には幾つかのランダエと、そこに所属するセージの署名。
ルアーブル、そしてガルファードの人口は、年々、増加している。特にルアーブルは顕著だ。これは喜ばしいことでもあるが――残念ながら、我々星霜は『それを受け入れることができる段階』には、未だ達していない」
 食料、居住、医療など。
 星霜星霜らしく生きていく為には、様々なものが必要だ。
 そしてそれは、星霜の数が多いだけで何とかなるものではない。
「故に我々は、それほど緊迫してはいないものの、近い将来『間引き』をしなければならない。それが疫病か、飢饉か、無理な拡大が故の深淵の攻撃かは、分からんが」
 大公は踵を返し、飾られているアーベの旗を見上げ、再び向き直る。
「それならば、私自らが手を下す。『島』の開拓が成功するにしろ失敗するにしろ、我々は生き長らえることができる」
 君達を見つめるのは、犠牲を厭わない、迷いない瞳。
「これは賭けだ。だがハーフェンの支援もある。幸い、分の悪い賭けではない。
 ――さあ、聞かせてくれたまえ。この依頼を、受けるか否か」

ルール

  • 依頼の達成状況によって、キャンペーンの舞台である『島』の状態やその全貌などは次第に明らかになっていきます。これらを確認しながら、幾つか設定されている「終了条件」に辿り着くことで、キャンペーン完了となります。
  • 依頼の成否によって、『島』や拠点の状況は変化していきます。場合によっては、冒険者に有利となることも、また不利となることもあるでしょう。これらの変化は、その変化をもたらしたセッションにPCが関わりあろうがなかろうが、一律で適用されます。
  • キャンペーン上、重要な決断は全てPL(PC)の選択に委ねられています。しかしごく一定の条件を満たした場合、自動で選択されることもあります。
  • 『嵐の島』キャンペーンでは特殊なアイテムを入手することがあります。しかしながら、それは『嵐の島』関連セッションでしか使用することはできません。また、一個のみ存在するような特別なアイテムは、参加するPCの間で共有することになります。
  • セッション外でのGMへのトークも受け付けています。セッション時間内にあったであろうNPCとの会話などを行うことで、新しい発見などが提示される可能性もあります。

島の状況

現在の調査の段階では、『島』には密林が広がり、およそ朝5時から昼16時にかけては温暖で過ごしやすいものの、夕方17時から夜4時にかけては“ライトニング”の力を帯びた雨が嵐となって降り注ぎ、水が電撃を帯びることが分かっています。
島では赤オーク『テンペスト』とキメラ人間『カオス』が互いの生存のために争い合っています。
時折、島内のあちらこちらで戦闘を行なっているらしく、下手な介入は危険でしょう。

詳しくは引き続き、偵察および探索を行う必要があります。

拠点

小規模のものが後述する『雷の川』の傍に建設されています。
広くはありませんが、海と川へのアクセスが有り、また多少見つかりにくい位置にあります。
難点は『門』の石室から歩行で11時間ほど掛かる、離れた場所に存在するという点です。

拠点には現在、以下の建築物があります。

防護柵:防壁としては申し訳程度の木製の柵です。中型の獣の侵入はある程度防げますが、小型にはすり抜けられ、大型には容易に破られるでしょう。境界線を示す程度のものだと考えたほうがいいかもしれません。
小さな見張り櫓:辛うじて周囲を見渡せる高さの櫓です。2人まで見張りに就くことができます。
小さな食料庫:50人ほどを飢えずに生活させられる程度の小さな食料庫です。
小さなバラックx5:特別な用途が定まっていない、簡易的な小屋です。大人が10人も入れば足の踏み場もありません。
空きスペースx3:何もない広場です。

電撃を帯びた雨と嵐により、それらの影響を完全に受けない場所以外では、夕方から夜にかけて休息しても生命点と精神点を回復することはできません。

『門』の石室

『門』を出た先が石室のような小さな地下室となっており、24時間を通して休息を取ることができます。
入口である石蓋は非常に重量がありますが、ソーサラー魔法の<ロック><アンロック>に反応して開閉するようにルーンが刻まれています。外から見ると苔むした平坦な巨石のひとつに紛れ、一見での判別は至難を極めます。
また、嵐が起きている間は魔法に反応することもなくなり、完全に閉じられ、出入りが不可能になります。

雷の泉

『門』の石室を出て北に3時間ほど歩いたところ、密林がやや開けた場所にある、破壊された人工の噴水です。
直径5mほどの円形で、正四角形を形作る青い床の上、四本の青い柱の中央に位置しています。
雨水を貯めており、手頃な大きさに加工された雷の石がいくつも沈んでいます。
ここでは新鮮な水を手に入れることが可能です。

広場

雷の泉より東側に3時間ほど歩いたところにある、密林の中の開けた土地です。
過去に開拓された跡がありますが、何があったのか、中断されたようにも見えます。
村と建設する際の候補地となっています。

寺院

広場より北方向に3時間ほど歩いた場所にあるらしき寺院です。
『精霊の刃』クレトスによってその存在が示されました。
オーク部族『テンペスト』の中でも、やや温和という意味で異端な者達が暮らしているようです。

海岸線

広場より南側に2時間ほど歩いたところにある海岸線です。
白い砂浜、青い海という素晴らしいビーチですが、嵐の最中は大荒れになります。

雷の川

広場より東側に2時間ほど歩いたところに、南北の方向へ流れている川幅5~10mの川です。
まだまだ詳細は不明な点があります。
嵐の時間帯は川全体が強烈なライトニングを帯びるため、その時間帯での渡河は自殺行為でしょう。
海側、つまり南方向に現在の『拠点』が存在します。

黒い森

雷の川の向こうから『カオス』の集落の周辺に広がる鬱蒼とした森です。
この森は嵐の島の通常の植生とやや異なり、より強靭で、より攻撃的な植物に満たされています。
あまりの深さに方向感覚も失ってしまうため、道案内が出来るものなしに踏み入れば、行き倒れることになるでしょう。

『カオス』の集落

雷の川より東側に5時間ほど歩いたところにある、鬱蒼とした森の中に隠れている集落です。
キメラ人間の『カオス』達が住まう集落であり、嵐を避け、また外的に見つかりにくいようにするためか、住居は背の低い竪穴式となっています。
村のあちこちには赤い石――『命の石』による柱が地面から乱立しており、それが照明代わりになっています。

遺跡

雷の泉より西側に5時間ほど歩いたところにある小高い山中に存在する石造りの遺跡です。
地中に埋もれているようで、通常の出入口はまだ判明していませんが、調査隊が山中の谷で崩落、侵入可能な穴を発見。探索可能となっています。
青い石、赤い石が見られ、恐らく『島』を神紀文明時代に利用していた〈人〉の遺跡ではないかと考えられています。
巨大な魔法装置なども存在し、『島』にとって重要な施設であった可能性が濃厚となっています。

小さな家

雷の泉より西側に3時間、北に2時間ほど向かったところにある小さな家です。
つい最近まで何者かが住んでいたようですが、詳細は不明です。
『石研ぎし者』ヘルディオスの家だったのではないかと、家の中にあった研磨道具から推察されています。

オークの村

小さな家より北に1時間ほど向かったところにある小規模集落です。
密林の中に存在し、地上からでは200mほどまで近付かないと、その存在が分かりません。
現時点では具体的な人口や設備は不明ですが、少なくとも20人以上の赤オークが居住していることが予想されます。

特殊な手がかり

  • オークの斥候をルアーブル内で尋問しています。“オーク古語”習得に向けて対話が試されていますが、尋問という形式であること、また斥候とはいえ頭が鈍いところがあるのか、進展はよいものではありません。
  • 『ヘルディオスの石剣』の調査が完了しました。冒険者に貸し出されています。
  • 『羽毛生命体』の羽根の研究が進んでいます。雷雨に対して完全な耐性を持っていることが分かりつつあります。
  • 『雷撃雨対策』の研究が進んでいます。更なる解明には、多様なサンプルが必要です。
  • 『肉体変質魔法』の調査が進んでいます。更なる解明には、多様なサンプルが必要です。
  • 『雷の石』『命の石』は、現状、原石の状態では殆ど力を持たず、特殊な加工、研磨を行うことによってその力を発揮することが分かっています。
  • キメラ人間』は赤オークが知り得る何らかの方法で人間に限りなく近い形態に変化させられるようです。
  • 島には『――主はこの島に世界の呪を切り分けて封じ込めた。この島か、あるいは世界がその呪を打ち払う時、やがて世界は開かれるであろう』というような伝説があるそうです。
  • 『精霊の刃』クレトス曰く「この島は呪われている」のだと言います。
  • 『黒い水』の残骸の研究が行われています。魔法生物だということは判明しましたが、それ以外の解明には時間がかかりそうです。

特殊なアイテム

グループ内で一人のみ所有可能

これらを所有したい場合、セッション開始時に申し出てください。
ただしグループ内で一人に限られる上、セッション終了後に一時預かりとなります。

『風紡ぐもの』ヴィーアシエルの鱗
『羽毛生命体』ザウガルストと別れる時に受け取った一枚の灰色の鱗。『肉体変質魔法』の影響が見られる。
青色と栗色の羽根
非常に上質な毛をした一枚羽根。青色のものと栗色のものがある。『羽毛生命体』のものと思われる。雷雨を弾くようだ。
石剣『ウィンドスレイヤー』
1H+1H 必要筋力15 攻撃力修正±0 打撃力R20 クリティカル10
『石研ぎし者』ヘルディオスが所有していた二振り一組の石のサーベル。青い石と赤い石を組み合わせたような特殊な石材で構成されており、金属製と同等の硬度、切れ味を誇る。『雷の石』使用中は、必要筋力が5に低下する。
2刀流せずに1本だけ持とうとすると、重すぎて持つことができない。

全員が使用可能

雷の石
『嵐の島』において、電撃を帯びた水から雷の力を取り除き、蓄える性質を持つ青い石。
いつでも任意のタイミングで使用でき、生命3点と引き換えに、器用、敏捷、知力を+6する。効果時間は1R。3回まで効果は重複する。
命の石
『嵐の島』において原住民がその力の寄り処としている赤い石。生命の鼓動を感じる。
所持している間、生命点の最大値に+4点の修正を与える。
精神の石
『嵐の島』地下遺跡において入手した黄色い石。精神の波動を感じる。
所持している間、精神点の最大値に+4点の修正を与える。

島内の組織的勢力

『嵐の島』に存在が確認できている一定以上の規模を持つ勢力です。

オーク部族『テンペスト』

友好度:非友好的
赤い肌を持つオークです。レングラート地方で知られているオークより肉体的、精神的にあらゆる点で優れており、バーサークを行うことを厭いません。しかし代償にというべきか、神への信仰を失っているようです。
また「女性」が存在しないという、種族として歪な性質を持っています。

『テンペスト』穏健派

友好度:中庸
『精霊の刃』クレトスが率いる一派です。
詳細は不明ですが、『テンペスト』の一般的なオークほど気性は荒くない、温和で異端な者達が属するとクレトスは言っています。

キメラ人間『カオス』

友好度:中庸
人間の特徴を一部残しつつも、動物や魔獣の姿を色濃く持つ種族です。
「獣80%人間20%」ほどの状態と「人間80%獣20%」ほどの状態の姿を持ち、それぞれで異なる能力を持つようです。
任意の変身により双方の姿を行き来することができますが、ある方法により強制的に変身させることも可能なようです。
『命の石』を重要なものとしているらしく、彼女らの集落には決まって『命の石』の柱が存在します。
また「男性」が存在しないという、種族として歪な性質を持っています。
しかし他種族の助けを借りずとも、その個体数を増やすことが可能なようです。

出現した特殊なNPC

友好的

『石壁親方』ガルグ

ストーンメーソン7 アーキテクター5 ブラックスミス3
拠点建設隊のリーダーとして起用されたドワーフの男性です。
自分の目で見たものしか信用しない、という職人気質の男で、気難しいところが多分にあります。
とはいえその腕は確かであり、拠点の増築などでは頼ることとなるでしょう。

『羽毛生命体』ザウガルスト

『羽毛生命体』ザウガルスト
Zawgalst, The Featherfull One
ML6 敏4 攻13 打22 回避13 防13 生32/32:18 精32/32:18
もっふもふ:ダメージロールを受ける時、それはクリティカルしない。魔法ダメージを-2。常動
愉快な森の仲間の召喚:ぷちトレントを召喚する。
ほんわかアロマ:ラウンド開始時、敵全員の精神点に抵抗不能の1点ダメージ。
直立歩行する巨大なフクロウのような生き物です。栗色の体毛をしています。
言語は話しませんが、道具を扱う、特定の固有名詞やフレーズは岩に彫ることで筆談に使えるなど、それなりの知能を持っているようです。
遭遇時は『風紡ぐもの』ヴィーアシエルを守るようにして調査隊の前に立ち塞がりましたが、餌付け、ヴィーアシエルの治療などにより、一定の友好は獲得できたようです。
彼以外にも「仲間」がいるようです。また、赤いオークとは敵対的な関係にあるようです。
――が、詳しいところは言語を話さないため、明確ではありません。

中庸的

『精霊の刃』クレトス

Cretos, Blade of The Elements
ML8 敏24 攻19 打20 回避19 防11 生22/22:18 精22/22:18
石の精神:達成値20以下の精神状態異常無効
精霊魔法の行使:精霊魔法7レベルまでを魔力9で行使
精霊剣:MP4点を消費し、ダメージに+4、ダメージを-4して全体攻撃のどちらかを選択可能
精霊の癒し;MP2点を消費し、HP4回復
オーク部族『テンペスト』穏健派のリーダー的存在です。
独特の精霊術を使いこなし、また、卓越した武技の使い手でもあります。
何人かの弟子を取っているようで、ヘルディオスはそのうちの一人のようです。
武人らしい性格であり、老獪な言葉を操るため、その声には重みがあります。
交渉隊との接触に際し、拠点建設の際に攻撃を行わないこと、また使者を立てることを約束してくれました。

『風紡ぐもの』ヴィーアシエル

Virsiel, The Wind Weaver
ML6 敏36 攻18 打12 回避19 防11 生16/16:15 精22/22:16
シェイプシフト<ライトニング・コアトル>:能力多数付与 常動
ライトニング・マニューバ:飛行 常動
ライトニング:一直線上に魔法16点ダメージ
ライトニング・ニードル:物理12点+魔法9点の絶対命中攻撃
キメラ人間種族『カオス』をまとめるリーダー的存在です。
調査隊と接触、その際にかつて治癒を受けたことに感謝を示し、拠点建設の際に攻撃を行わないこと、また使者を立てることを約束してくれました。
ただし、命の石の提供の代わりに、アーベ公国が『テンペスト』と結んだ取引と同価値の取引をこちらに提供すること、という取引も要求するなど、リーダーとして『テンペスト』との対決を見据えた考えも十分に持ち合わせています。
灰色肌のガルハドラじみた人間の姿と、灰色の飛竜のような2つの姿を持ちます。
爬虫類じみた頭部に、皮膜の翼。人間の女性的な胸部、胴部に、下腹部から下は蛇。
その姿は神紀文明時代に存在したと言われる翼持つ蛇「コアトル」に酷似しているようにも思えます。
体色は全体的に灰色で、石のような硬さを思わせる鱗に身体の一部が覆われています。
現在負傷中で、生命点が大幅に低下しています。

友好不明

『二つ名不明』ガグ

骨飾りをじゃらじゃらと大量に身体や衣服へ結わえ付けている『テンペスト』の赤オークです。
ニタニタとした気味の悪い笑みを浮かべているのが特徴です。
拠点建設の際、10人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。

『二つ名不明』巨躯のオーク

まるで廃のような巨躯を持つ『テンペスト』の赤オークです。
寡黙で落ち着きを持っているその姿は、巨像のようでもあります。
拠点建設の際、10人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。

『二つ名不明』痩身長背のオーク

すらりとした、他の赤オークに比べ頭ひとつ抜けている『テンペスト』の赤オークです。
変わった弓を背負っており、荒々しい雰囲気はなく、精悍な印象がありました。
拠点建設の際、5人ほどの一団と共に見張り役としてやって来ました。

『二つ名不明』リング構造体のゴーレム

幾つもの輪っかを重ね合わせたような姿をしている、ゴーレムと思しき金属稼働物です。
地下の遺跡、中央区画に鎮座し、その核である白い球体を淡く輝かせています。
古語を話すことから、ある程度の知性を与えられていることが分かりますが、動力源が不足しているのか、その動作、および発声は緩慢です。

敵対的

『石研ぎし者』ヘルディオス

Helldious, The Stone Shaper
ML6 敏30 攻18x2 打14x2 回18 防9 生22/22:16 精17/17:15
ライトニング・リフレックス:器用、敏捷、知力+12 常動
エレクトロキュート:宣言タイミングに1人対象に<弛緩撃>
ライトニング・エンレイジ:宣言タイミングに任意切り替え 器用+12、筋力+24、敏捷-12 行動束縛、精神効果を除去、無効化
第一次先行調査隊が遭遇した『赤いオーク』です。薄青の雷光を纏い、目にも留まらぬ速度でソウルブランドに似た2刀を操ります。
斃され、死体はルアーブルにて『ブリザーベイション』状態で保管、調査されています。
身に着けていた武具、所持品は賢者の学院で調査中です。

海賊竜』オーデンルグ

Ordenlg, The Sirenia Dragon of Pirate
嵐の島の周辺海域を回遊していると思われる首長竜です。
詳細は不明ですが、遠間で見てもその体長は恐るべきものであり、遥か昔から棲息している可能性があります。
現在のところ、唄のような鳴き声で同じ水棲生物を大幅に強化する能力や、それらを指揮する能力を有していることが推察されています。

一般モンスターデータ

SandBox/嵐の島/モンスターデータ

執政官のお部屋

限定執政官ベインフェンタールアトリー=アウザストラのお部屋です。

近況

「なかなか厄介だね、これは」
 冒険者達の報告書を眺めながら、ベインフェンタールは口許に手を寄せる。
「『赤オーク』、『羽毛生命体』、『キメラ人間』か」
「後者二種族はシェイプ・チェンジでは変身できそうにないとも報告がありましたわね」
 コーヒーにこれでもかというほど砂糖を注ぎながら、アトリー=アウザストラは頷く。惜しげもなくミルクを入れ、そしてベインの前へ。
「ありがと」
 報告書から視線を逸らさずに、ベインは一服。アトリーも自分のカップにコーヒーを注ぎ、そのまま飲む。
「どの程度の勢力があるのかは分かりませんけれど。雰囲気では、優勢なのは『赤オーク』ですわね」
「あの石の剣からして、それなりの文化力、技術力はあるみたいだからね。 ――どうも、個体差はあれど、そんなに頭が悪いわけじゃないみたいだし」
 ふぅ、とコーヒーカップから小さい唇を離して、ベインは一息。
「――で、君のその準備は何さ」
「何、と言われましても」
 アトリーが書類仕事の傍らに準備しているものは、背負袋、愛用の丈夫な冒険着の上下と高品質なソフトレザー。
「交渉とあれば、私も出向くつもりですわ」
「寝言は寝てから言ってよね。君、こないだも大公に怒られたじゃない」
「おと―― いえ、大公様は気に掛けて頂けるのは嬉しいですけれど、なんと言いますか」
「……まあ、言いたいことはわからないでもないけど。君に何かあったら怒られるのは僕だってこと、忘れないでよね」
「……分かっておりますわ、もう」
 二人はしばし見つめ合って、ふん、とどちらからともなく視線を逸らした。

執政官への意見箱と励ましのお便り

依頼に対する意見や今後の方針への助言をどうぞ。

  • 次回はいよいよ本格的に拠点建設を開始することになりますが、その前に『羽毛生命体』の勢力に接触しておくことを進言いたします。 『羽毛生命体』は『赤いオーク』と敵対的な関係を持っており、また状況的な推察から『キメラ的生命体』との関係があるとみられます。 彼らは限定的な形ですが私たちと交流をすることができ、食物や文化もある程度共通しています。 また『羽毛生命体』の一人、ザウガルストからその勢力に案内してくれるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:29:47
  • 以上のことから利点としては 1赤いオークへ対する共闘の可能性。積極的に戦闘に参加してもらわなくとも、情報の点から協力が出来る。最低でも中立に持ち込めるだろう。 2拠点を立てる事前に知らせることで彼らとの不必要な争いを避けられる。 3彼らが何らかの資源や技術を持っていれば、それを目当てに交易が可能となる。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:30:28
  • 懸念材料としては ・こちらを侵略者と見做される可能性。 ・現時点で接触している『羽毛生命体』はザウガルストのみであるため『羽毛生命体』全体の方針・特徴とかけ離れている可能性がある。 もっとも以上の二点は少なくとも勢力と接触することで緩和が可能かと思われます。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:30:55
  • 彼らの接触の際の対策としては、嵐の島に存在しない珍しいものを持っていくこと(不溶氷水の化石、金銀宝石類などの貴重品、チョコレートや酒、煙草、菓子類などの嗜好品) 更に、嵐の島の住民はソーサラー技能について無知な可能性があるためソーサラーの力を示すことで『赤いオーク』へ対する強力な力になると印象付けさせられると思われます。 実際『赤いオーク』はソーサラー魔法について無知でした。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:31:30
  • 私見として『羽毛生命体』のような友好的になりうる現地の知的生命体については極力彼らの平穏を脅かさないようにすべきと考えます。 島はライトニングを帯びた雷雨に晒される過酷な環境であり、彼らのように雷雨に耐性を持ち、さらに知性を持つ者を敵に回せば手ごわい障害になるでしょう。 現状敵対する可能性のかなり高い『赤いオーク』という問題がある以上、二正面作戦は過酷といえます。 また協力関係になれば現地の資源や環境を十二分に活用することができ、島の開発や交易の大きな力となりうるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-05-19 (日) 15:32:08
  • オークのクレトスは交渉に足る相手であり、彼との交渉により、近隣の赤オーク部族『テンペスト』と諍いを起こすことなく、拠点建設にこぎつけることが出来た。しかし、赤オークと我々の間は、「交渉/交易可能な中立の立場」を維持しており、それは今後も続けるべきだ ―― 少なくとも、島の状況がよりよく見えるまでは ―― 。そして、この中立の姿勢は、羽毛生命体およびキメラ生物とも、交渉し結んでおくべきである。 島の諍いに巻き込まれずに、島の探索を行い、平和裏に諸問題を解決するフリーハンドを維持しつづけるためには、今は『全方位中立』と『島の人物と、個別に友好を深めていく』という方針で進めるのを進言する。また、進言した方針に則り、俺は、クレトスおよび赤オーク部族『テンペスト』との関係性構築を主として動こう。 -- ソル? 2013-05-27 (<a href="http://www.enfarta.net/wiki/?%EF%BC%95%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%9C%88" title="5つの月 (259d)">月</a>) 02:54:13
  • カオス集落へのマーケティング調査報告 嗜好品類や食糧は好評、逆に宝石や衣類などは彼らの文化に不必要なもののようでした。彼らは外洋に出ることもないため航海用品なども販売は困難かと思われます。  逆に彼らは動物の皮革や毛皮、宝飾類は不要・あるいは価値を低く見ているため交易対象として有力な資源だと思われます。現地の珍しい生き物なども候補となりうるでしょう。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:49:46
  • 拠点がある程度安定してきたら、島の探索を再開すると思われるので、探索ルートの候補をいくつか上げておきます。 1:小舟などを用いて島の外周を一周してみたいところです。 島の大きさが把握できればどれくらいの移民が住まわせられるか、資源の量はどれほど見込みがあるかの概要が掴めるのと、奥地への探索よりは比較的難易度が低いと思われるからです。 ただし報告にあった『海賊竜』の存在など懸念材料はやはりあります。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:55:24
  • 2:拠点のある雷の川添いに上流を探索。 やはり水源の調査は重要なのと、川沿いならば迷うこともないこと、小舟などを用いれば比較的移動や運搬が容易なことが理由として挙げられます。  -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 14:58:24
  • 3:以前発見した、西の山にあった遺跡の探索です。 状況からして<人>の遺跡に思われ、肉体変質魔法の施された生物や加工された雷の石・命の石など、この島の謎を解明するヒントとなるものの痕跡がありました。休憩地点となりうる設備があり、更に現地住民の支配領域とは関係がなさそうなこともあり、内部の状況にもよりますが探索しやすい場所と考えられます。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 15:02:18
  • あとこれはわたし以外の探索者へのリクエストなんですけど、 赤オーク側にもマーケティング調査を行ってほしいですね! 交易に有力な資源や商品の把握として。  さしあたっては穏健派が存在するという「寺院」へ食料や装飾品を送るのがいいかなと。 武器類など戦争に提供できるものはダメですが、非戦闘用のコモンルーンなどは貴重品と交換するのにうってつけかも。 -- メーヴェ? 2013-06-19 (水) 15:06:00

依頼

現在冒険者達に提示されている依頼です。
表示されているランクは目安であり、グループのレベル分布が柱状、もしくはピラミッド状であれば問題ありません。
(ランク:A~Bの依頼に対し、Sが1人、Aが2人、Cが3人など。同じ依頼でS4人、C2人などは不可)

【達成】島の先行調査を行え

ランク:S~B 
『港』にて開拓団に先んじて『島』の先行偵察を行います。
拠点建設の先駆けとなり、また『島』がどのような場所なのか、ということが判明するでしょう。

  • 『島』の基礎情報を入手。
  • 『雷の石』を入手。その基本効能について完知。
  • 『石研ぎし者』ヘルディオスを撃破。

【達成】拠点建設の候補地を探せ

ランク:A~B
『島』のさらなる偵察、調査をを行います。
こちらは攻撃的な理由ではなく、拠点を建設するのに適した場所を探すのが目的です。

  • 拠点候補地を選定。建設準備が進む。
  • 『羽毛生命体』ザウガルストおよび『風紡ぐもの』ヴィーアシエルに遭遇。
  • オークスカウトを捕虜に。
  • 『陸』シーフギルドの<ロケーション>アイテムを『羽毛生命体』ザウガルストの元に残留。
  • 『風紡ぐもの』ヴィーアシエルの灰色の鱗を預かる。

【達成】島の動植物生態調査を行え

ランク:B~C
『島』の動植物に対して生態調査を行います。
文字通りの雷雨吹きすさぶ『島』において、原生生物を研究、調査することで、新たな資源や、雷雨に対する対抗手段が得られないかを模索することが目的です。

  • 『遺跡』への進入口を発見。『遺跡』内に探索拠点を確保。
  • ストーンフィッシュの死体から『肉体変質魔法』の手がかりを獲得。
  • 『赤い石』を発見。どのような能力を秘めているのかは、いまだ不明です。

【達成】島のさらなる調査を行え

ランク:S~A
『島』のさらなる偵察、調査をを行います。
先住民らしき存在である『赤いオーク』についての情報を集めるのが最優先であり、彼らの拠点がどこにあるのか、どの程度の勢力を持っているのか、また、それ以外に知的生物が存在するのかを突き止めるのが目標です。

  • 赤いオークの『村』を発見しました。
  • キメラじみた半人型生物達が、赤オークと敵対的な関係にあることがある程度判明しました。
  • キメラ人間』は赤オークが知り得る何らかの方法で人間に限りなく近い形態に変化させられるようです。
  • サンダーリザードの死体から『雷耐性』の手がかりを獲得。

【達成】原住民との交渉を行え

ランク:S~A
拠点建設に当たり、問題の程度を少しでも軽減するために原住民との交渉を図ります。
対話できる可能性があるのは『赤オーク』と『羽毛生命体』と『キメラ人間』の三種族が確認されています。
どの種族と交渉するかの選択は委ねられていますが、一筋縄では行かないでしょう。

  • 『精霊の刃』クレトスと遭遇。拠点建設に関する約束『拠点建設の際に奇襲などによって手出しをしない』『『テンペスト』たちにも同様に手出しをさせない』『それぞれ使者を派遣し、建設の際に立ち会う』を交わしました。
  • 『雷の石』に関し、更なる知識を得ました。消費HPコストが-1されます。

【達成】原住民との交渉を行え(2回目)

ランク:S~A
拠点建設に当たり、問題の程度を少しでも軽減するために原住民との交渉を図ります。
現在、対話できる可能性があるのは『羽毛生命体』とキメラ人間『カオス』の二種族が確認されています。
オーク部族『テンペスト』とは一応の交渉済みです。
どの種族と交渉するかの選択は委ねられていますが、一筋縄では行かないでしょう。

  • 『風を紡ぐもの』ヴィーアシエルと再会。拠点建設に関する約束『拠点建設の際に奇襲などによって手出しをしない』『それぞれ使者を派遣し、建設の際に立ち会う』を交わしました。
  • 『命の石』の提供と引き換えに『アーベ公国が『テンペスト』と交わした有益な取引と同価値の取引を『カオス』とも交わす』という取引を交わしました。

【達成】拠点建設隊の護衛を行え

ランク:S~B
拠点建設候補地に拠点を実際に建設する建設隊の護衛を行います。
多人数による長時間の作業となるため、赤オークを始めとした『島』の原住民に発見される可能性が高く、また拠点建設という行為の性質上、戦闘となる可能性は否定出来ません。
建設隊に極力被害が及ばないよう、建設計画とも協議しながら護衛の計画を立ててください。
危険な賭けですが、事前に原住民に対し『交渉』するのも手です。

  • 拠点の地盤が完成しました。機能としてはまだ粗末ですが、ここから発展していくことが望めます。
  • 野生動物の暴走に襲われました。自然現象、というわけではなさそうです。
  • クラウド・デヴァヴァラーの死体サンプルを幾つか回収しましたが、角が見当たりません。

【達成】食料調達を行え(海編)

ランク:S~B
拠点に駐留している人材を養うための食料を確保します。

  • 南側海岸線に岩場を発見しました。良い漁場になりそうですが、『海賊竜』オーデンルグの妨害がしばしば発生します。
  • 小さな食料庫の建設が完了しました。当面は維持できそうです。

【達成】専門家の招集(ランバージャック)

ランク:B
『木こり王』ヨサークを招くことに成功しました。
ランバージャックの専門家が拠点の拡充に力を貸してくれます。

『木こり王』ヨサーク(招き済み)
人間男 48歳 ランバージャックレベル8、ファイターレベル5、レンジャーレベル3
ケルセットの密林にある「木こりの村」の伝説的な木こりです。いかなる樹も一目見ただけでその樹齢や強度を見抜いてしまう「木こり王の眼」と、いかなる樹も鮮やかな切り口で切り倒してしまう「木こり王の斧」の持ち主です。
若い頃は傭兵として各国を渡り歩き、深淵との戦いでも名をはせましたが、ある日から全く戦いに関わらないようになりました。
その理由は自身が深淵のチャームの魔法を受け、その際に親友タゴサークを殺してしまったため、戦いに疲れたからでした。
木こりの村の秘宝がオーガチーフ『王佐の斧』ドルフによって奪われた際、PCらの奮起によって自らの閉塞した人生を改めることを決意。自ら戦闘には加わらないものの、ランバージャックの親方として力を貸すことを約束。
イサークという息子がいて、今はヨサークの代わりに木こりの村を取り仕切っている。
未知の植生である嵐の島でも彼の腕ならば問題なく対応できるでしょう。

【達成】専門家の招集(グローワー)

ランク:B(A)
『花の王女』ピンキー・ミンキーを招くことに成功しました。
グローワーの専門家が拠点の拡充に力を貸してくれます。

『花の王女』ピンキー・ミンキー
フェアリー女性10歳 グローワーレベル8、シャーマンレベル3
シルフェルム辺境伯国に住むフェアリー。花を育てる達人で、レインボースパイダーの餌となる様々な花を栽培している。
花以外の植物の栽培に対する造詣も深い。
相棒の「ゆんゆん」という名のレインボースパイダーを乗り物にしている。
珍しい植物に目がなく、フェアリーらしくお気楽志向。ただし知らない人はそれなりに警戒する。
さ行をた行に置き換えた独特なフェアリー訛りの共通語を話す。
例:「 わたちは『花の王女』ピンキー・ミンキーなのでつよ よろちくおねがいちまつ! 」

【達成】遺跡の調査を行え(2回目)

ランク:SS~A
『遺跡』の探索、調査を行います。
〈人〉の時代のものと思われる地下遺跡は、地上や『テンペスト』『カオス』との交流では得られないものが発見出来る可能性が高く、非常に有意義です。
ただし未知の危険も多く、十分な注意が必要でしょう。

  • 『黄色い石』を入手しました。『精神の石』と名付けられ、使用が可能になりました。
  • 『黒い水』との交戦を行いました。精神にダメージを与える能力を持っており、この島の生物としては異質です。
  • 『黒い水』の残骸が回収されています。

寺院を訪問せよ

ランク:A~B
『テンペスト』穏健派が拠点としているという情報のある寺院を訪問します。
『精霊の刃』クレトスもそこにいるはずであり、彼との間での印象を良くすることは、後々の友好に繋がるかもしれません。
また穏健派の主だった面子との面通しにもなるでしょう。

川の上流を探索せよ

ランク:S~B
拠点に隣接する『雷の川』の上流がどうなっているのかを探索します。
『雷の川』は現時点では主な水源のひとつであり、その安全性の確認、また将来的に川を利用した移動手段の確立のため、重要と言えるでしょう。
ただし夕方以降はただちに危険地帯と化すため、注意が必要です。

植物調査を行え

ランク:B~C
拠点周辺に自生している植物類の調査、採集を行います。
拠点がひとまずの形になったことで、農業の可能性を模索する事が出来るようになりました。
食料の安定、安全な供給のためにも、また対雷雨建築のヒントになる可能性も高く、必要事項と言えるでしょう。

遺跡の調査を行え

ランク:SS~A
『遺跡』の探索、調査を行います。
〈人〉の時代のものと思われる地下遺跡は、地上や『テンペスト』『カオス』との交流では得られないものが発見出来る可能性が高く、非常に有意義です。
ただし未知の危険も多く、十分な注意が必要でしょう。

専門家の招集

ランク:A~B
嵐の島の外部から拠点発展、島の調査に必要な専門家を招集します。
今後の拠点の発展において欠かせない人材たちです。
以下の技能が候補に上がっており、アーベ公国の依頼で彼らを迎えに行き、嵐の島の拠点まで送ります。
人によっては依頼を頼まれたり、何がしかのトラブルを抱えているために離れられないといった事情があるかもしれません。
5レベル以上ならばPCが行っても問題ないかと思われます。3レベルでもメインの一般技能保持者の補助をするぐらいならば可能でしょう。
なお、この関連のセッションは●て・つ:GMこと徹人が行うこともあります。

現時点で必要とされている専門家
リサーチャー技能
『幽霊導師』ストリーネ・ファーレス (ABランク想定)
人間女性 35歳 リサーチャーレベル7 、ソーサラーレベル4、セージレベル8
賢者の学院に属していながら滅多に学院の表に出てこない変態研究者。普段は学院の倉庫の奥地に存在すると言われる私的研究室にこもっていろいろしでかしている引きこもり。
しかし未知のモノを調べる情熱とブラックボックスを弄る才能は学院内でも有数の実力者。何より彼女が欠けても学院の運営には何一つ支障がないので学院長が推薦する人材。
しかし2か前から姿を見られていないので、探し出す必要がある。

ハンター技能
『マスターハンター』ベルーガ (ABランク想定)
人間男 42歳 ハンターレベル7、レンジャーレベル6
各地をまたにかけ、大物のモンスターを狩ることに命を懸ける歴戦のハンターです。リューンス国の狼の森に住んでいますが、放浪癖があり年のほとんどは旅に出ています。
現在はスケイル諸島に滞在しているようです。彼と接触して嵐の島へ招きましょう。

ファーマー技能
『農業伝説』カール・オ・ラーガ(Bランク想定)
人間男45歳 ファーマーレベル8、セージレベル4
エリンダム公国ハイランドの小村オ・ラーガの農夫。村長を務めたこともあったが肌に合わず、現在はあっちこっちの開拓村に向かっては後進に農業指導をしている。
見た目は気のいいおじさんだが、農業に学術的アプローチを強く取り入れることで収穫量を劇的に増やす達人。思いのほかインテリ。
今は大草原開拓村に滞在しているという、接触して嵐の島プロジェクトに参加してもらえるよう交渉してほしい。

ヒーラー技能
『島医者』ベルニカ・コトール(ABランク想定)
ジェルクハーフエルフ女性86歳 ヒーラーレベル8、シャーマンレベル4、プリーストレベル3(クオルート)
各地の島々を回ってはそこで病に苦しむ人を助け回る放浪の名医。
少々の風邪や怪我では「つばつけときゃ治る」と一蹴するが、普通の医者では太刀打ちできない重病に対しては最後まで責任を持って治療を行う、自分にしかできない役目を求めて旅する人。
幸い今は比較的近いパンタームのミステール神殿に滞在しているようだ。
しかし拠点の作業員の中に奇病にかかった者が出たという、一刻も早く彼女を迎えたい。

フィッシャー技能
ホエールチェイサー』ハーマン・ジーン(ABランク想定)
マーピープル40歳 フィッシャーレベル8、セイラーレベル5、バードレベル2
クジラ漁の名手としてレングラートでも有名な猟師。クジラ以外にも様々な魚を採る技術に秀でている。
クジラ漁の際はフィッシャーだけでなく冒険者も雇い、漁業というよりは戦闘といった方法で獲物を狩るのが特徴。
現在はメギアス諸島近海で巨大鯨ドン・ホエール・ジュニアを追っているが、行方知れずという。

テイマー技能シーテイマー技能
『森と海の友達』ロト(BCランク想定)
ライグル年齢不明 テイマーレベル7、シーテイマーレベル7
リューンス国アンバッサに住むライグルのテイマー。ビーバーライグル
アンバッサのヒポグリフ牧場で牧童をしている。
最近相棒である老狼が老衰で死んでしまったため、彼の亡骸を故郷に埋めにいこうとしているとか。

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